前回の返済報告の発表が6月22日でしたが、今回半年ぶりにJCサービスのサイト上で返済に向けての経過報告が掲載されていました。
それを読んでみると・・・。
これまでと新たに売却契約が完了している案件を整理してみると
売却契約完了案件
① 太陽光発電2案件:7.7億円契約が完了
② バイオマス発電1案件:7.5億円契約が完了
③ 太陽光発電所3案件:15.6 億円及びバイオマス発電所1案件:10.0 億円契約が完了
④ バイオマス発電所 2 案件:21.0 億円及び、海外水力発電所 1 案件: 2.5 億円契約が完了
⑤ バイオマス発電所1案件:17.5 億円契約が完了
⑥ バイオマス発電所2案件:6.0 億円
合計87.5億円の案件に対して85%(74.375億円)の返済の見込みが立っている状況になっています。
グリーンインフラレンディングの言い分としては、風評被害が発生して契約の遅延が発生していて入金が遅れていると行っているようですね。
そもそも、行政処分を受ければ、やり玉に上がるのは必然であり、風評被害が発生してしまうのは致し方ないと思います。
それを想定して対応するのが企業のあり方だと思います。
想定外を想定内にするのも企業の営業努力と危機管理能力が試されるのではないでしょうか。
ちょっと余談が過ぎてしまいましたが、本筋を元に戻しましょう。
元本返済見通し
バイオマス発電3案件:ファイナンス契約が締結される見込み、来年5月には入金見込み
太陽光発電所1案件:12月に環境アセスメント公告、来年の1月に縦覧期間が終了し、来年 6 月頃迄には元本返済の見通し。
バイオマス発電所1案件:EPC工事の発注が来年 8 月頃迄にはなされる見込みで入金確保。
これで募集総額の60%程度の元本返済が完了するようです。
そもそも、再生可能エネルギー案件、リスクが多分にある案件
田舎の土地だったり、林野庁の許可必要だったり、環境調査しなければならないし、近くに電線走ってなかれば自分で引っ張ってこなければならないし、メンテナンス道路がなければ作らなければいけないし、農地転用もしなければいけない、山の裾のだったら、治水工事も・・・。
こんなんだから銀行は貸してくれないんですよ。
そもそもグリーンインフラレンディングでの募集時の利回りが13%ですからねぇ
この年利を見てみても、リスクが超絶破壊のリスク高だったことがわかります。
JCサービスの言い訳である風評以外で契約遅延もわからなくはないけど、これは単なる良いわけではと思います。
今となっちゃ、高リスク案件であったことは自明の理なんですけど、当時は私も知識不足、おバカだったんですね。
何はともあれ契約がすんなり受理され、元本が帰ってくることを願ってやみません。
-
-
maneoマーケット対JCサービス(グリフラ)無断供託金引き出しと貸付!投資家を蔑ろにする敵対する両者の意見!
突然maneoマーケットからグリーンインフラレンディングのファンド資金に関する経過報告がメールで連絡が来ていました。 また、時を同じにしてグリーンインフラレンディングを運営しているJCサービスもこのm ...
そもそもお金を産まない死に金に対してゆうちょにに首を長くして待っている義理なんて有りはしないんですよ。
さっさと金返して運用に回したほうが良いってもんですよ。
50%でも70%でもいいんです。
ε-(;-ω-`A) フゥ…
19年12月20日発表グリーンインフラレンディングファンド資金の返済についての原文
2019 年 12 月 20 日
グリーンインフラレンディング投資家 各位
株式会社JCサービス
株式会社グリーンインフラレンディング
グリーンインフラレンディングによるファンド資金の返済について
株式会社JCサービス(以下、「当社」といいます。)の子会社である株式会社グリーンインフラレンディング(以下、「GIL社」といいます。)のファンドに応募していただきました投資家の皆さまに大変ご迷惑をおかけしておりますこと、並びに、多大なるご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。
GIL社によるファンド資金の返済等に関しまして、以下のとおり、「1.案件の契約状況」及び「2.ファンド資金の返済に向けた状況」をお知らせいたします。
1.案件の契約状況について案件の契約状況に関しましては、昨年 11 月 30 日、本年 3 月 7 日、4 月 26 日及び 6 月 27 日、① 「太陽光発電所 2 案件(募集額合計約 7.7 億円)につきまして既に売却等の契約が完了しています。」、
② 「バイオマス発電所1案件(募集額約 7.5 億円)につきましても契約が完了しておりま
す。」、③ 「太陽光発電所3案件(募集額合計約 15.6 億円)及びバイオマス発電所1案件(募集額約 10.0 億円)につきまして契約が完了しましたのでお知らせします。」、
④ 「バイオマス発電所 2 案件及び、海外水力発電所 1 案件につきまして、早々の契約締
結を見込んでいます。」、⑤ 「④における海外水力発電所 1 案件(募集額約 2.5 億円)につきまして契約が完了して
います。」、⑥ 「バイオマス発電所1案件(募集額合計約 17.5 億円)につきまして契約が完了し、早々の契約締結を見込んでいる上記④のバイオマス発電所 2 案件を合わせると、かかる契約に基づく入金によってGIL社による募集総額の 80%程度については、今後の返済の目途が立つこととなります。」、とお知らせしているところです。
これらの案件のうち、④におけるバイオマス発電所 2 案件(募集額合計約 21.0 億円)は既に契約締結が完了しております。さらに、この度、新たにバイオマス発電所2案件(募集額合計約 6.0 億円)につきまして契約締結が完了しましたので、かかる契約に基づく入金を確保することによって、既に返済済みのものを含め、GIL社による募集総額(昨年 7 月末時点の残高)の85%程度については、今後の返済の目途が立つこととなります。
これら以外の案件につきましても、契約締結が完了した際には、投資家の皆さまへできるだけ速やかにお伝えしてまいります。
2.ファンド資金の返済に向けた状況について
ファンド資金の返済に向けた状況としましては、これまで、契約締結済みの案件につきまし
て、「既に契約締結済みであるものの、かかる契約に基づく入金条件を未だ確保できていない等の理由でGIL社への元本返済が完了していない案件につきましても、当該案件の開発工程を可能な限り早期に進めるための対応をとること等によって入金条件を確保し、投資家の皆さまへの早期の分配を目指しています。」とお知らせしているところです。当社の契約におきましては、通常、一定の開発工程を進めることにより、契約に定める入金条件を達成することにより支払を受けていくことになります。ところが、当社は、これまでに一部報道機関による推定を含んだ報道や、悪意すら感じられる一部ネット記事等の影響により、契約の解約や上記開発工程の大幅な遅れによる支払予定の延期などの被害を受けており、このような風評リスクに対して、慎重に対応せざるを得ない状況に置かれております。
そのため、開発工程を進めていくための関係者との調整等も慎重に進めざるを得ず、契約に基づく入金条件の確保には相当の時間を要しており、本年 6 月 27 日の発表以降、新たにGIL社への元本返済が完了していない状況となっています。
しかしながら、このような状況の下においても、当社は、関係者との調整等を地道に進めてきており、ここに来て、入金のトリガーとなる開発工程に係る条件整備に一定の進捗が見られる案件が複数出てまいりました。
具体的に例示すれば以下のとおりです。
(1) 上記1.⑥のバイオマス発電所 3 案件につきましては、近々、案件開発に係るファイナンス契約が締結される見込みであり、これにより、来年 5 月頃迄には入金が確保され、GIL社への元本返済が可能となる見通しです。
(2) 上記1.③の太陽光発電所1案件につきましては、今月に至り、環境影響評価条例に基づく評価書の公告が行われ、1 か月後には入金条件に係る開発工程の一つである評価書の縦覧期間が終了する見込みとなっており、他の開発工程の進捗見通しを踏まえると、来年 6 月頃迄にはGIL社への元本返済が可能となる見通しです。
(3) 上記1.②のバイオマス発電所1案件につきましては、入金条件に係る開発工程であるEPC工事の発注が来年 8 月頃迄にはなされる見込みとなっており、これにより入金が確保され、GIL社への元本返済が可能となる見通しです。
上記(1)から(3)の元本返済が完了しますと、これまでにGIL社への返済が行われたものと合わせ、募集総額の60%程度の元本返済が完了することになります。この他の案件につきましても入金条件に係る開発工程に一定の進捗が見られる状況となっていますので、次回は2 月中旬を目途として、投資家の皆さまに進捗のお知らせをさせていただきたいと考えております。
なお、契約の詳細等につきましてご質問を頂きましても、契約相手方に対する守秘義務がありますので開示いたしかねますこと、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
当社及びGIL社としましては、引き続き、契約に基づく入金条件を少しでも早く確保できるよう関係者との調整を進めることによりGIL社への返済が早期に可能になるよう取り組んでまいります。また、GIL社への返済が完了した案件につきましては、maneoマーケット株式会社や、同社を通じて当局を含む関係各所との調整を早急に進め、投資家の皆さまへの一刻も早い分配・償還を目指していきます。
投資家の皆さまにおかれましては、何卒、ご理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
以 上
おすすめソーシャルレンディング会社は限られている。
出来上がって間もない新しい投資のなかで、損を出さずに10年、20年、30年と長い間、我々の資産運用のお手伝いができるソーシャルレンディング会社は意外に少ないのが現状です。
私も実際に利用して、これは絶対おすすめだといえる会社を紹介します。
SBIソーシャルレンディング
SBISBIグループ(SBI証券や住信SBIネット銀行)が提供する高い信用力と実績。 過去に融資審査の盲点を突かれ貸倒れが発生! この経験を元に融資審査の更なる厳格化を図ると表明 |
|
OwnersBook
上場企業の総合不動産のプロ集団の目利き力はさすが! 親会社のロードスターキャピタルの売上はすごいものがあるし、利回りが4.0%からと若干低いが、リスク低減の試みが細部にわたって組み込まれている。 |
|
クラウドバンク
数少ない証券会社が運営している。 2度の行政処分が行われたが健全化が進み、これまで貸倒れ件数0件はすごい! 最近は再生可能エネルギーに特化してしまった感が否めないが、少なからず中小企業支援やドル建てファンドも組成している。 |
|
Funds
ソーシャルレンディングのニュースサイトであったクラウドポートが運営。 貸付先がわかる革新的で先進的なスキームを採用。 貸付先は上場企業や先駆的で注目の的のベンチャー企業にしか融資を実行しないと公言され、貸付先が倒産でもしない限りは高い安全性が担保されている。 |
|
クラウドクレジット 出資企業が伊藤忠、第一生命保、三菱UFJ、LINE、ソニー、SBIと信頼性がピカイチ。 成長著しい新興国に投資をする為、10%以上の高い利回りが狙える。 ただし、為替リスクが発生したり、新興国ゆえんのリスクに晒される可能性もある。 クラウドクレジット内での分散投資は必須。 |
|
CREAL
運営会社の株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは、不動産ファンド運営事業の受託資産残高は約300億円(2018年10月末時点)を誇る資産運用会社の確かなプロ集団が手掛けるファンド 優先劣後方式なので不動産市場が下落した場合、1割程度はCREALが負担し、出資元本のリスク低減を図っている。 投資対象物件が住所地や金額まで丸わかり。 |