トラストレンディングから動産担保付ローンファンド93〜102号が元本の償還が難しいとの報告が上がりました。
本来なら2019年7月31日が返済完了日に設定しているところ、8月13日の分配日には元本償還ができないとの事。
その理由が日本での船舶登録を完了させる必要があるようです。
現在、大型船舶の停泊地は韓国のトンヨンであることが判明
グーグルマップで調べてみると、それらしき船舶が止まっているようにも感じます。
前回の報告通り日本への移管は粛々と滞りなく行っているようですが、順調に運用しているとした内容は何だったのか?
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トラストレンディングが超順調にファンド運用してると猛アピール(船舶艤装品・大型船舶建造)
2日続けてトラストレンディングからファンド運用に関するメールが来るとは思いもよりませんでした。 今度のメールはなんとファンド順調だから安心してね♪♪ という内容です。 今まで、負のオーラに満ち満ちたマ ...
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明らかに計画が遅れています。
私もこの案件に投資してしまっているので他人事ではありません。
動産担保付ローンファンド93〜102号の「船舶艤装品ファンド」と船舶担保付ローンファンド176~183号, 185~191号, 201号, 202号, 204号 の「大型船舶建造ファンド」は対をなす為 、どこかでこけたら芋ずる式に総コケしてしまうかもしれません。
なにしろ貸付金利が15%ですからね。
いくら、地方防衛局からの発注を受けた大手スーパーゼネコンJVと言っても所詮民間企業、企業体力も無限にあるわけでもなく、事業に投入する時期が遅れて採算が合わなくなるという可能性もあります。
そのことを考慮して、当初予定していた砂利供給に伴う事業収益より返済を予定としたところを、新たな出資(リファイナンス)での元本返済に計画に変更されています。
そもそも、地元金融機関からの借入が困難だったのでトラストレンディングに声を掛けた事業だったはず。
船舶担保付ローンファンド募集時期の動画を見てみると、船舶の進水式を済ませている時点で、船は完成しているので銀行からの借入は容易なはずです。
果たして銀行がリファイナンスに応じてくれるのか甚だ疑問です。
第二種金融業の登録はく奪した会社にどれほどの信用があるのでしょうか
全くないといっても過言ではありません。
信用がない会社にあれこれ小出しに報告されても、こちらがいらぬ疑心暗鬼に掛かってしまうだけです。
8月後半から日本での検査と手続きを行い10月
船舶登録の完了を条件としたリファイナンスの計画があるという事を信じれば「大型船
リファイナンス成功すればの話ですが・・・。
2019年7月31日発表の「船舶艤装品ファンド」の元本償還の遅延に関するご報告全文
お客様各位
「船舶艤装品ファンド」の元本償還の遅延に関するご報告
平素よりトラストレンディングをご利用いただき誠に有難うござい
ます。
「船舶艤装品ファンド」(動産担保付ローンファンド93〜102号) につきましては、弁済期日が2019年7月31日となっておりま すが、貸付先より今月末の元本返済が困難であり今しばらくの時間 が必要であるとの一報を受けました。下記に事業の状況と貸付先か らの申入れ内容をご報告致します。 記
1. 事業の状況と返済計画について
本件ファンド資金により調達された船舶艤装品は、別途運用中の「大型船舶建造ファンド」によって建造された船舶(以下、「本件船 舶」といいます。)への組込みが完了し、今後、本件船舶と一体と なって沖縄県の公共工事に対する資材の供給事業に投入されます。 なお、2019年7月2日付の状況報告 の通り、現在、本件船舶は韓国から日本に向けた移送の準備が進め られております。(本件船舶の位置情報がトラッキング可能となり ました。7/29現在の所在地は こちら)
本件船舶を事業へ投入する計画に遅延が生じていることから、貸付先は、新たな出資(リファイナンス)を受けて、その資金によって 「船舶艤装品ファンド」に対する元本返済を計画しています。しか しながら、リファイナンスの対象は艤装品が組込まれた船舶全体で あるため、元本返済には日本での船舶登録を完了するまでの猶予が 必要な状況となっております。今般、貸付先からは以下のような説 明と申入れがありました。 ・本件船舶は、8月後半から日本での検査と手続きを行い、10月
からの稼働を予定していること
・日本における船舶登録の完了を条件としたリファイナンスの計画(新たな出資の申し出)があること
・当該リファイナンスの資金により本件ファンドに加えて「大型船舶建造ファンド」の貸付も一括返済する計画であること
・これらを前提として「船舶艤装品ファンド」の元本返済には数か月間の猶予が欲しいとの申入れ
守秘義務等により、現時点、貸付先からリファイナンス先の情報は開示されておりませんが、適宜、計画の詳細や進捗を確認してリフ ァイナンスの実現可能性を慎重に見極めて参ります。 2. 今後の対応
「船舶艤装品ファンド」は元本の返済に今しばらくの時間が必要となりましたため、8月13日(火) の分配日に元本償還は御座いません。 なお、返済計画に変更が生じておりますが、本件船舶を日本に移送 して検査と登録手続きを早期完了させることが急務である状況に変 わりはないため、当社は、前回の報告でご説明しておりますとおり 本件船舶の輸出入や根抵当権の解除・再設定に関するスケジュール 確定のために、貸付先や関係者への最大限の支援を継続致します。 出資者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をお掛け致しまして誠に
申し訳ございません。リファイナンスに関する詳細情報、本件船舶 の移送に関するスケジュール、利払いの状況につきましては確認が 取れしだい改めてご報告申し上げます。
以 上
高利回りに惑わされないように。
投資である以上、銀行預金と違い元本の保証がありません。
だからこそリスクとリターンを常に考えて行動しましょう。
また、ソーシャルレンディングは数ある投資商品の中では、まだ出来上がって間もない、赤ちゃんみたいな存在です。
そんな中でソーシャルレンディングにおける勉強を常にし続ける体制を構築しなけらばなりません。
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おすすめソーシャルレンディング会社は限られている。
出来上がって間もない新しい投資のなかで、損を出さずに10年、20年、30年と長い間、我々の資産運用のお手伝いができるソーシャルレンディング会社は意外に少ないのが現状です。
私も実際に利用して、これは絶対おすすめだといえる会社を紹介します。
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SBIソーシャルレンディング
SBISBIグループ(SBI証券や住信SBIネット銀行)が提供する高い信用力と実績。 過去に融資審査の盲点を突かれ貸倒れが発生! この経験を元に融資審査の更なる厳格化を図ると表明 |
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OwnersBook
上場企業の総合不動産のプロ集団の目利き力はさすが! 親会社のロードスターキャピタルの売上はすごいものがあるし、利回りが4.0%からと若干低いが、リスク低減の試みが細部にわたって組み込まれている。 |
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クラウドバンク
数少ない証券会社が運営している。 2度の行政処分が行われたが健全化が進み、これまで貸倒れ件数0件はすごい! 最近は再生可能エネルギーに特化してしまった感が否めないが、少なからず中小企業支援やドル建てファンドも組成している。 |
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Funds
ソーシャルレンディングのニュースサイトであったクラウドポートが運営。 貸付先がわかる革新的で先進的なスキームを採用。 貸付先は上場企業や先駆的で注目の的のベンチャー企業にしか融資を実行しないと公言され、貸付先が倒産でもしない限りは高い安全性が担保されている。 |
クラウドクレジット
出資企業が伊藤忠、第一生命保、三菱UFJ、LINE、ソニー、SBIと信頼性がピカイチ。 成長著しい新興国に投資をする為、10%以上の高い利回りが狙える。 ただし、為替リスクが発生したり、新興国ゆえんのリスクに晒される可能性もある。 クラウドクレジット内での分散投資は必須。 |
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CREAL
運営会社の株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは、不動産ファンド運営事業の受託資産残高は約300億円(2018年10月末時点)を誇る資産運用会社の確かなプロ集団が手掛けるファンド 優先劣後方式なので不動産市場が下落した場合、1割程度はCREALが負担し、出資元本のリスク低減を図っている。 投資対象物件が住所地や金額まで丸わかり。 |