将来の不安を払拭する便利で楽しい暮らし方、便利グッズ~資産運用までを一緒に考える。

Lindea(リンディア)暮らしにアイデアと投資を

事業者リスク回避策(上場企業偏)ソシャレン・不動産クラファン不正防止監査体制比較

更新日:

2018年度はソーシャルレンディングにとって事業者リスクが露呈した年でした。

行政処分を受けた会社をまとめて比較してわかった共通点!悪質ソーシャルレンディング事業者の特徴と傾向!クラウドバンク・みんなのクレジット・ラッキーバンク・グリーンインフラレンディング(maneoマーケット)の事例から。

金融庁から行政処分を受けると業務改善命令が出され、報告書の提出と指摘された業務箇所の是正が終わらなければ(金融庁から業務再開のゴーサインがでなければ)サービスを再開することができません。 その間、ファ ...

続きを見る

問題を起こしているソシャレン事業者はそのほとんどが新興企業やベンチャー企業です。

新興企業やベンチャーが全て悪、というわけではないのですが、内部監査・外部監査もなく、リスクマネジメントできていなかった為に企業内でのチェック機能が疎かになり、不正や不祥事を見抜けなかった事が起因であると思われます。

もちろん社長本人の暴走を止める人もいない現状もあります。

投資をする上で損はできれば出したくないのは誰でも一緒です。

コーポレート・ガバナンスをしっかり履行している会社、すなわち内部管理体制を構築し、外部監査を敷いている上場されたソーシャルレンディング、不動産クラウドファンティングへの投資は信頼性・安全性から言っても選ぶ際の最も重要なポイントです。

上場企業の内部監査体制

内部監査は上場している企業で求められている必須の事です。

会社が大きくなるにつれて経営者、いわゆる社長が社内の隅々にまで目を光らせる事なんてできません。

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンティングに限って言うと、投資家、出資額、融資額、貸し手が増加するにつれて、それらを管理するのも難しくなっていきます。

履行しなければならならない様々な書類の数々、貸し手を見つける営業活動、出資金と自社資金の管理、利益相反等、それらに翻弄されてしまうと、業務の効率化だけを追求してしまいがちになり、コーポレートガバナンスが機能しなくなっていきます。

その為、上場企業では内部監査部門を別部署の独立した管理体制の元、不正や不祥事の防止、コンプライアンスの厳守のみならず、ガバナンス強化などのために、あらゆる部署から一元的に情報が集約され、業務内容や会計に関するすべての事柄に対して第3者の目から見て、客観的に監督し検査する部門があるのです。

また、上場している会社は、1年に一度(事業年度ごと)に「内部統制報告書」という書類を内閣総理大臣に提出することが義務付けられています。

内部統制とは

  1. 業務の有効性・効率性
  2. 財務報告の信頼性
  3. 事業活動に関わる法令等の遵守
  4. 資産の保全

業務の有効性・効率性
企業の行っている業務が有効に機能しているのか、効率的に行われているのか?

財務報告の信頼性
粉飾決算や情報操作などが行われていないか、正確で信頼のおけるものかどうか?

事業活動に関わる法令等の遵守
会社経営を行う上で、法律や規則などのルールがきちんと守られているかどうか?

資産の保全
資産を取得・使用・処分するときに、好き放題やらずに、正しくまっとうな方法で適切な承認をもって行われているか?

当たり前と言えば当たり前ですが、この至極当たり前な経営姿勢、資金管理、法令順守、正確な記載書類が守られているかどうかを監査するのが内部監査なのです。

上場企業の内部監査のチェック項目

上場企業に求められる内部監査のチェックリストを大まかにまとめると以下の通りです。

定時株主総会(終了後)のチェック
内部統制システムのチェック

監査環境の整備に関するチェック
代表取締役及び社外取締役との定期的会合テーマ

監査役会運営のチェック
会社法上の監査役会の権限及び個々の監査役の権限義務等

取締役会のチェック
取締役会出席記録

取締役のセルフチェック

法令等遵守体制のチェック

競業及び利益相反取引のチェック

不祥事防止のためのチェック

反社会的勢力との関係遮断体制のチェック

インサイダー取引規制に関するチェック

内部通報制度に関するチェック

財務報告内部統制のチェック

損失危険管理体制のチェック

ガバナンスのチェック

情報保存管理体制のチェック

情報セキュリティのチェック

適時開示体制のチェック

効率性確保体制のチェック

実地調査のチェック
①往査通知書
②事業所等におけるセルフチェック
③監査調書
①印章管理のチェック要領
②債権管理のチェック要領
③在庫管理のチェック要領
④固定資産管理のチェック要領
⑤品質管理のチェック要領

企業集団内部統制のチェック

子会社調査のチェック
①往査通知書
②内部統制に関するセルフチェック

関連当事者との取引等に関するチェック
①関連当事者の範囲
②支配株主・支配株主等・重要な取引等の範囲

会社の支配に関する基本方針(買収防衛策等)のチェック

会計監査のチェック
①企業会計に関する法令及び決算書類の一覧表
②減損会計の流れ
③繰延税金資産の回収可能性
④-1 計算書類の注記表の記載項目(会社法)
④-2 連結財務諸表・財務諸表の注記の記載項目(金融商品取引法)
⑤計算書類の附属明細書(会社法)及び附属明細表(金融商品取引法)
※会計監査人設置会社の監査役としての、年間を通じた会計監査のチェック。

会計監査人監査の相当性判断のチェック
①会計監査人との連携の時期及び情報・意見交換
②会計監査人の評価項目
③会計監査人の報酬等の同意に関する検討事項
※詳細資料①~③は、いずれも会計監査人監査の相当性判断の基礎となる事項を例示

事業報告等のチェック
①事業報告及び附属明細書の記載項目

有価証券報告書・決算短信等のチェック

コーポレートガバナンス・コードに関するチェック

監査報告書のチェック

定時株主総会(開催前)のチェック
①定時株主総会関係日程と監査役の対応(例)
②株主総会の決議の種類と要件
③分配可能額の算定
④株主総会参考書類の記載項目

さらにここから細分化されたチェックリストを用いて監査を行います。

詳細は以下の通り

内部監査は法律上の規定の監査でなく、企業独自のルールに従った任意監査です。

ですから、会社が違うと内部監査のルールにも違いが生じ、企業独自のルールに従って監査が実施されています。

企業の不祥事が発覚すると、信用失墜に伴い、様々な面から会社の存亡の危機、ひいては投資したお金が棄損してしまいかねない事態に陥ってしまう事もあります。

持続的で恒久的な会社の発展は、投資家の利益を守る事にもつながります。

徹底した不正の発見と未然防止。

これが投資家から集めた何百億円という出資金を運用するソシャレン・不動産クラファンに課せられた最低限の義務です。

上場企業の外部監査

外部監査はより客観的に会社と無関係な外部の人が企業の財務状況に関する、賃借対照表や損益計算書、売掛金および買掛金の残高、固定資産計上、除却処理の確認など様々な会計に関し不正が起きていないかどうかなどが、様々な角度から調べていき、株主や顧客、取引先などの利害関係者に公表することを目的とした会計監査です。

会社とはまったく関係ない第三者の中立的な目で会計の事を監査する仕事を担うのが監査法人です。

日本における主な監査法人は

新日本有限責任監査法人

有限責任監査法人トーマツ

PwCあらた有限責任監査法人

有限責任あずさ監査法人

で、4大監査法人と呼んでいます。

上場企業の監査役監査

会社の取締役会は不正や違法行為が起こらないようチェックしますが、慣れ合いなどによって取締役会が機能不全を起こしている場合、不正を見過ごしてしまう場合があります。

この場合、取締役を監視、監査する機関として監査役があります。

取締役から独立した機関で、社長などの役員の仕事内容が法律に触れていないか?また、適切に会社が運営されているかどうかチェックする機関で会計監査と業務監査、この二つを監査しています。

監査役の具体的な権限は、以下のようなものです。

  • 取締役などから事業の状況報告を受ける
  • 事業の状況について独自に調査する
  • 取締役会や株主総会で監査結果を報告する
  • 取締役の不正行為の差し止めを請求する

上場企業のソーシャルレンディング・不動産クラウドファンティング一覧

さて、不正を行えない様、厳しい目で己を見る内部監査と、粉飾決済等の不正会計処理を行いえない様見る外部監査、そして、取締役の機能不全と暴走行為を抑制するための監査役。

これら一連の監査をおこなっている上場企業のソーシャルレンディング・不動産クラウドファンティングはどこなのか、また、監査体制の制度がしっかりしている企業はどのかのか?

各事業体の有価証券報告書をもとに独自に調査してみました。

あくまでも一個人の調査であることを念頭に置いて、ランキング形式で確認してみることにしてましょう。

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは言わずも知れた金融界の大御所、東証一部上場企業のSBIホールディングスが運営しているソーシャルレンディングです。

  • 親会社のSBIホールディングスが一括して内部監査を実施。
  • 会計の不正等を監査している外部監査は日本における4大監査法人に委託。
  • 取締役を監査している監査役は一人に任されています。
親会社 SBIホールディングス
上場 東証1部
ソーシャルレンディングサービス名 SBIソーシャルレンディング
所在地 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F
代表番号 03-5549-2637
創立 2008年1月24日
役員構成 代表取締役 織田 貴行
取締役   渡部 一貴
取締役   佐藤 聡
監査役   板野 圭
登録免許 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2663号
貸金業 東京都知事(3)第31360号
内部監査 SBIホールディングスにて内部監査部、コンプライアンス統括部、リスク管理統括部と三つに分かれている
外部監査 有限責任監査法人トーマツ
監査役 板野 圭

SBIホールディングスの内部監査体制組織図

SBIホールディングの直近1年の株価チャート

ジョイントアルファ[Jointo α]

第2位 ジョイントアルファ(Jointo α)

ジョイントアルファ(Jointo α)は介護施設、ホテル運営も行っている四国のマンション分譲首位の東証一部上場のあなぶき興産が運営している不動産クラウドファンディングです。

  • 代表取締役を最高責任者とするコンプライアンス委員会を設置。
  • 企業倫理ホットラインの導入でコンプライアンス上の内部通報制度を設置。
  • 監査役は弁護士・公認会計士からなる3名で(社外監査役3名)からなっている。
  • 内部監査室は専属社員2名で構成されている。
  • 外部監査は日本における4大監査法人のEY新日本有限責任監査法人に委託。
上場会社名 あなぶき興産
上場 東証一部
ソーシャルレンディングサービス名 ジョイントアルファ(Jointo α)
所在地 香川県高松市鍛冶屋町7-12
代表番号 03-6205-7284
創立 昭和39年5月25日
役員構成 代表取締役社長 穴吹 忠嗣
専務取締役   冨岡 徹也
常務取締役   柴田 登
取締役     堀井 茂(社外取締役)
取締役     新宮 章弘
取締役     大谷 佳久
取締役     近藤 陽介
常勤監査役   横田 賢二(社外監査役)
監査役     勝丸(石川)千晶(社外監査役)
監査役     服部 明人(社外監査役)
執行役員    藏田 徹
執行役員    鎌田 和宏
執行役員    岡田 憲治
執行役員    平田 康一
執行役員    藤明 周二
執行役員    田辺 俊文
執行役員    石井 数広
執行役員    松本 伸也
執行役員    植田 栄正
執行役員    新田 守
執行役員    中道 康司
登録免許 宅地建物取引業免許 国土交通大臣免許(9)第3300号
特定建設業許可 香川県知事許可(特26)第5547号
一級建築士事務所登録 香川県知事登録第1847号
一般不動産投資顧問業登録 国土交通大臣登録 一般-第378号
内部監査 コンプライアンス・内部監査室は専属社員2名
外部監査 EY新日本有限責任監査法人
監査役 監査役3名(社外監査役3名)弁護士・公認会計士

あなぶき興産の監査体制組織図

あなぶき興産の直近1年の株価チャート

オーナーズブック

第3位 OwnersBook

OwnersBookはマザーズに上場している東京23区の中規模オフィス不動産を取り扱っているロードスターキャピタルが運営しているソーシャルレンディング。

  • ロードスターキャピタルが内部監査を実施。
  • 会計の不正等を監査している外部監査は日本における4大監査法人に委託。
  • 取締役を監査している監査役は3人に任されています。
会社名 ロードスターキャピタル
上場 マザーズ
ソーシャルレンディングサービス名 OwnersBook
所在地 東京都中央区銀座1丁目10番6号 銀座ファーストビル2F
代表番号 03-5549-2637
創立 2012年3月14日
役員構成 代表取締役社長  岩野 達志
代表取締役副社長 森田 泰弘
取締役      貝塚 浩康
取締役      久保 直之
取締役      成田 洋
取締役      和波 英雄
取締役      大西 純
監査役      田中 宏
監査役      有泉 毅
監査役      上埜 喜章
登録免許 金融商品取引業登録(投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業) 関東財務局長(金商) 第2660号
宅地建物取引業 東京都知事(2)第94272号
総合不動産投資顧問業 国土交通大臣 総合 - 第147号
内部監査 独立した別部署として内部監査室を設置。担当者1名。
外部監査 有限責任監査法人トーマツ
監査役 監査役は3名で会社と関係ない人物が社外監査役として2名在籍。

OwnersBookの監査体制組織図

ロードスターキャピタルの直近1年の株価チャート

Renosy(リノシー)

 4位 Renosy(リノシー)


Renosy(リノシー)はマザーズに上場している株式会社GA technologiesで、AIを活用した中古不動産の総合プラットフォームを提供している不動産クラウドファンディング。

  • 監査役会は、常勤監査役1名と非常勤監査役2名で構成され、当該3名は全員が社外監査役
  • 内部監査担当者3名が内部監査業務を実施
  • リスク管理・コンプライアンス委員会を設けて、コンプライアンスと利害関係者とのリスク管理を徹底。
上場会社名 GA technologies
上場 マザーズ
ソーシャルレンディングサービス名 Renosy(リノシー)
所在地 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 40F
代表番号 03-6230-9180
創立 2013年3月12日
役員構成 代表取締役社長 樋口 龍
専務 取締役  清水 雅史
取締役     樋口 大
取締役     藤原 義久
取締役     久夛良木 健
執行役員    石田 雄一
執行役員    川崎 総一郎
執行役員    野口 真平
執行役員    橋本 健郎
常勤監査    照井 壽久
社外監査    上田 克己
社外監査    尾﨑 充
技術顧問    杉山 将
顧問      五味 廣文
顧問      清水 修司
登録免許 宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1)第9135号
建設業許可 東京都知事(般-29)第145636号
一級建築士事務所 東京都知事登録 第61581号
小規模不動産特定共同事業者(東京都知事(1)第1号)
内部監査 内部監査担当者3名が内部監査業務を実施、リスク管理・コンプライアンス委員会を別途設けている。
外部監査 新日本有限責任監査法人
監査役 常勤監査役1名と非常勤監査役2名で構成され、当該3名は全員が社外監査役

GA technologiesの監査体制組織図


GA technologiesの直近1年の株価チャート

J.LENDING(ジェイ・レンディング)

 第5位 J.LENDING(ジェイ・レンディング)

J.LENDING(ジェイ・レンディング)はパチンコホール業向け貸金業、不動産事業の2本柱で経営しており、中古遊戯機販売・レンタル、M&A仲介にも注力しているジャスダック上場企業のJALCOホールディングスの子会社株式会社ジャルコ が運営しているソーシャルレンディング。

  • 内部監査室(公認会計士1名)を設置して現場で確認。
  • 内部監査体制強化の為平成26年7月に内部監査体制強化委員会設置(6名、内弁護士・公認会会計士1名)。
  • 監査役を3名(全員会社と関係ない社外監査役)で「会社経営業務経験者・弁護士・公認会計士及び税理士資格者」が適法性・財務内容・信頼性を監査。
上場会社名 JALCOホールディングス
運営会社 株式会社ジャルコ
上場 ジャスダック
ソーシャルレンディングサービス名 J.LENDING(ジェイ・レンディング)
所在地 東京都中央区日本橋2丁目16番11号 日本橋セントラルスクエア8階
代表番号 050-5536-9824 (代表)
03-3274-5236 (貸金業専用ダイヤル)ファイナンス事業部
050-5536-9830 (J.LENDINGヘルプデスク)
創立 1956年(昭和31年)3月9日
役員構成 代表取締役 田辺 順一
取締役   松島 正道
取締役   山岸 和仁
取締役   吉岡 勉
常勤監査役 鈴木 英一
監査役   露木 琢磨
監査役   天野 修
登録免許 貸金業者登録番号 東京都知事(3)第31472号
日本貸金業協会会員 第005772号
宅地建物取引業者免許 東京都知事(1)第102523号
金融商品取引業者登録番号 関東財務局長(金商)第2871号
古物商許可番号 東京都公安委員会許可 第301041308470号
内部監査 内部監査室(1名)を設置して現場で確認
内部管理強化委員会(6名)設置。
外部監査 みかさ監査法人
監査役 監査役を3名(全員社外)「会社経営業務経験者・弁護士・公認会計士及び税理士資格者」

JALCOホールディングスの監査体制組織図

JALCOホールディングスの直近1年の株価チャート

サムライ証券

第6位 SAMURAI証券

SAMURAI証券はジャスダック上場企業のSAMURAI&J PARTNERS 株式会社が運営しているソーシャルレンディングです。

上場会社名 SAMURAI&J PARTNERS 株式会社
上場 ジャスダック
ソーシャルレンディングサービス名 SAMURAI証券
所在地 東京都港区西新橋1-15-6 内幸町企画ビル5F
代表番号 03-6205-7284
創立 2002年2月
役員構成 代表取締役 澤田 聖陽
取 締 役 山口 慶一・塩澤 卓也・久保 広晃
監 査 役 三上 嗣夫・川中 浩平
登録免許 第一種・第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第36号
内部監査 SAMURAI&J PARTNERS 株式会社が独立した別部署として内部監査室を設置。担当者2名。(取締役兼管理本部長兼任)。
投融資委員会とリスク管理委員会を設置(経営会議構成メンバーと同一)
外部監査 RSM清和監査法人
監査役 SAMURAI証券の監査役は2名、で会社と関係ない人物がSAMURAI&J PARTNERS 株式会社の社外監査役として1名在籍。
三上 嗣夫がSAMURAI&J PARTNERS 株式会社SAMURAI証券の監査役を兼務。

SAMURAI&J PARTNERS 株式会社の監査体制組織図

SAMURAI&J PARTNERS 株式会社の直近1年の株価チャート

LCレンディング

第7位 LCレンディング

ジャスダックに上場しているLCホールディングスの子会社、LCレンディングはが運営しているソーシャルレンディング。

上場会社名 LCホールディングス
上場 ジャスダック
ソーシャルレンディングサービス名 LCレンディング
所在地 東京都港区六本木一丁目4番5号 アークヒルズ サウスタワー3F
代表番号 03-5545-3900
創立 2014年12月1日
役員構成 代表取締役 山中 健司
取締役   藤井 博志
監査役 藤本 竜哉
社外取締役 金重 凱之
登録免許 貸金業登録 東京都知事 (2) 第31570号
内部監査 LCホールディングスが独立した別部署として内部監査室を設置。担当者1名。
外部監査 赤坂有限責任監査法人
監査役 監査役は1名で会社と関係な人物が社外監査役として1名在籍。

LCレンディングの監査体制組織図

LCホールディングスの直近1年の株価チャート

まとめ

いかかだったでしょうか?

上場企業でも不正を発見、防止する部署や人員が多少の違いが見受けられます。

上場企業だからと言って不正がないと高をくくってはいけません。

上場企業でも不正・不祥事をやらかす社員、社長が後を絶ちません。

企業 不正・不祥事
TATERU 投資用不動産の銀行融資の審査書類改ざん
神戸製鋼所 アルミニウム・銅製品の品質検査データ改ざん
レオパレス21 建築基準法違反の施工不良
東芝 不正会計
日産自動車
  • 完成検査を無資格者検査
  • 排気ガス性能検査結果改ざん
  • カルロス・ゴーン代表取締役会長が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕
SUBARU
  • 完成検査を無資格者検査
  • 燃費データ改ざん
スルガ銀行 投資用不動産不正融資
電通 新人女性社員違法残業及びパワハラでの自殺問題
大和ハウス 建築基準法違反の施工不良
東洋ゴム 免震、防振ゴム性能評価品質検査不正
マクドナルド 賞味期限切れ鶏肉使用・ローストビーフ景品表示法違反

人間はどうしても甘えてしまうもの、楽をしたい、めんどくさい、等の理由で怠けてしまいがちになってしまうものです。

それをどう制するのか、会長、社長、内部監査、外部監査、等がしっかりと履行していて不祥事を起こさないシステム作りを行い、それを正しく運用しているか?

投資は10年20年と長期で行うものです。

積み立てていた投資資金が企業の不正や不祥事で、一瞬でパーになってしまわない為に、コンプライアンスのしっかりした企業で投資を行う事を最優先事項としてしっかりと頭に叩き込みましょう。

上場している企業だから安心安全はありません。

管理人
分散投資もしっかり行い、長期的視野に立って投資ライフを送ろうね♪
  • B!