ソーシャルレンディングの中ではクラウドバンクと同じ証券会社が運営している第一種金融商品取引業者でもあるSAMURAI(サムライ)証券。
元々はスマートエクイティというソーシャルレンディング会社が運営していたAIP証券をジャスダック上場企業のSAMURAI&J PARTNERS株式会社が100%子会社化し、新たに生まれ変わったのが2017年11月の事・・・。
ちょうどスマートエクイティがサービス開始した2015年初めに口座登録していました。
スマートエクイティの時、扱っているファンドの中には社債型にサプリ生活ボンドがあり、これに投資すると、健康食品やサプリメントの販売をしている株式会社アンフィニプロジェクトの自社商品のプレゼント特典付きが付帯されている債権で、商品の仕入れ販売資金等に使用と、当時のソーシャルレンディングでは明確に資金使途がわかっている透明性の高さから入金しようと思っていましたが、担保がない社債であり、ソーシャルレンディングの黎明期ですので、実績がなく様子をみようとほっといたら、いつの間にやらSAMURAI(サムライ)証券に変っていたという経緯があります。
また、映画ファンドがあったり、スリランカ預金ファンドあったりと一風変わったファンドで、いつ投資をしようと機会をうかがっていた証券会社でもあるわけすが、今一度SAMURAI(サムライ)証券を調べ直そうと担当者様に安全性が担保された安心して投資ができる証券会社なのか確認するうえで重要な事項を担当者様に聞いてみました。
平素よりサムライをご利用いただきありがとうございます。
先日は、お問合せいただき誠にありがとうございました。
下記の通りご回答させていただきます。
①顧客(投資家)から集めた出資金の取扱いの仕方(口座の分別管理等)を具体的にお答えください。
②具体的な証拠となるような写真があればご提示お願いいたします。 (クラウドクレジット社では分別管理する口座の通帳の束の写真を開示しています。 )
1.貸付型匿名組合(資金の50%超を貸付により運用)の場合
当社固有の財産と分別して管理する上記の投資口口座において、払込の取り扱いを行います(直接上記の場所にご来店いただく必要はございません。)
2.1以外の匿名組合の場合
・当社固有の財産と分別して管理する上記の投資口口座において、払込の取り扱いを行います(直接上記の場所にご来店いただく必要はございません。)
・当社が日証金信託銀行株式会社と締結した顧客分別金信託契約に基づき、本匿名組合契約の出資金として払込口座に振り込まれた金額のうち法令上控除できる金額を差し引いた金額を、本事業開始日まで信託銀行へ信託いたします。
3.社債の場合
発行者の金融機関口座にて管理いたします。
また、弊社のホームページにおいて分別管理に関して図を記載して説明させていただいておりますので、ご参照ください。
②通帳等の写真については公開を差し控えさせていただいております。何卒ご了承ください。
①利益相反取引が起こらないようにどのような施策を実施していますか?
②親族会社、グループ会社、同族会社。ファミリー企業、子会社に貸し出しを実行する場合があるかと思いますが、集中しすぎないよう何かしらの施策を実施していますか?
検討の結果、開示の必要がある場合は開示を行います。
② 集中しすぎる云々という事よりは、親族会社、グループ会社、ファミリー企業、子会社等(以下「親族会社等」といいます)に貸し付けることが開示されないことが問題だと認識しております。
弊社の場合は募集時に親族会社等に貸し付ける場合は、その旨を開示にて記載します。
こちらのAF不動産ローンファンド3号(貸付先T社、K社)については、貸付先のT社がSAMURI証券の役職員が代表者及び大株主である会社であることを開示しております。
①融資判断を行う部署はどのような人材で行われているのでしょうか? 取得している免許や資格、配置している人数、経歴等
②担保として取っている評価方法は貴社と外部とで2重チェックしていますか?
③銀行ですら貸し倒れ率が1~2%あると聞きます。ソーシャルレンディングは高金利で貸し付けているので焦げ付くリスクは銀行よりはるかに高いはずです。リスクを回避する対策や実施している内容があればご回答お願いします。
④融資の是非を決めるにあたり、もっとも気を付けている所はありますか?
その他SAMURAIグループ全体では、銀行での融資経験者等も在籍しております。
また宅建業主任者はグループで3名在籍しております。
②担保の評価は営業者の評価のみとなります。
但し、営業者で査定した不動産担保評価については、私募取扱業者である弊社で妥当であるか検証しております。
③リスクとリターンは同じ(ハイリターンを求めればハイリスク、逆にローリスクはローリターン)であると考えております。
この法則に沿ったものしか提供できません。
仮にローリスクハイリターンのようなうたい文句を掲げているところがあれば、それは詐欺であると言っても過言ではありません。
基本的にはリスクヘッジには、良い業者を選定する事、分散投資を行うこと以外はないと考えております。
④投資家保護という観点から多角的な面から審査を行い、可否を決めております。
①貸付先はどのように探しているのでしょうか?また提携している会社等があればご回答お願いします。
①どのような形で決めていますか?(実際に現地に視察へ出向くや、第三者の精査が入る等)手法や施策があれば回答お願いします。
②利回りが低いのもあれば高いのもあります。その高低差はどのような基準で判断していますでしょうか?
②借入人、担保等のリスク数値を出し、基本的にはそれに伴った金利水準としております。
①モニタリング等、貸付先が正しく運用しているか具体的にどのような手法を取っていますか?
②モニタリングの結果、不正が見つかった場合の施策、手法、情報開示のやり方等があれば回答お願いします。
(モニタリング内容:資金使途、運用状況、貸付先の事業状況、担保に変化がないか等を営業者に確認)
②問題が起こった場合は会員画面内もしくはメールにて速やかに情報を開示します
① もし、期限の利益の喪失してしまった場合、借り手側にどのような形で取り立てをするのでしょうか?
②回収する人材や部署は貴社、もしくは委託するのでしょうか?
③貴社でしたら免許や資格、配置している人数、経歴等。
②SAMURAI ASSET FINANCE株式会社による貸付は、基本的には自社で回収行為を行います。
③SAMURAI ASSET FINANCE株式会社で2名回収担当者がおります。
①自社資金を使って投資、運用をしているのはありますか?
低金利が長く続いた日本では高金利な金融商品は怪しいと思われ敬遠されがちですが、証券会社という厳しい管理下に置かれた貴社の安心した運用施策が聞いて安堵しました。
長きにわたる投資家の資産運用を手助けができる素晴らしい案件やファンドをこれからも継続してほしいです。
本日は誠にありがとうございました。
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