SBI証券やSBIネット銀行、SBI損保など、様々な金融商品を扱い金融界の最大手、大御所であるSBIグループのSBIソーシャルレンディングさんの担当者様に質問してみました。
様々な金融事業を行っている豊富な知識と経験がソーシャルレンディングに応用されているからこその安心感と安全意識の高さが存分に発揮されていると思います。
しかしながら、その安心感は外側からみているだけであり、本当に安心であると言い切れるものなのでしょうか?
内側の内情を見て安心できる材料を探すためにも大変失礼で無礼とは思いましたが質問させていただきました。
様々な不安要素を払拭するため、SBIソーシャルレンディングさん取り組み内容を語っていただきました。
お世話になっております。
SBIソーシャルレンディング(株)でございます。
平素は、弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度は、ご連絡が遅くなり、誠に申し訳ございません。
お問い合わせをいただきました件につきまして、以下に回答いたします。
・顧客(投資家)から集めた出資金の取扱いの仕方(口座の分別管理等)を具体的にお答えください。 また、その具体的な証拠となるような写真があればご提示お願いいたします。 (クラウドクレジット社では分別管理する口座の通帳の束の写真を開示しています。 )
・利益相反取引が起こらないようにどのような施策を実施していますか?
・親族会社、グループ会社、同族会社。ファミリー企業、子会社に貸し出しを実行する場合があるかと思いますが、 集中しすぎないよう何かしらの施策を実施していますか?
・融資判断を行う部署はどのような人材で行われているのでしょうか? 取得している免許や資格、配置している人数、経歴等
・担保として取っている評価方法は貴社と外部とで2重チェックしていますか?
・銀行ですら貸し倒れ率が1〜2%あると聞きます。 ソーシャルレンディングは高金利で貸し付けているので焦げ付くリスクは銀行よりはるかに高いはずです。 リスクを回避する対策や実施している内容があればご回答お願いします。
・融資の是非を決めるにあたり、もっとも気を付けている所はあり
誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
・貸付先はどのように探しているのでしょうか? また提携している会社等があればご回答お願いします。
又、城南信用金庫、環境エネルギー政策研究所、 玄海インベストメントアドバイザー、 弊社による再生可能エネルギー発電所開発案件における4社間協業も開始いたしております。
4 貸付先に関しましては、SBIグループの各社や、お取引き先様からのご紹介を中心に借手を厳選し、 慎重な審査の後に融資をおこなっております。
・どのような形で決めていますか?(実際に現地に視察へ出向くや、第三者の精査が入る等)手法や 施策があれば回答お願いします。
・利回りが低いのもあれば高いのもあります。その高低差はどのような基準で判断していますでしょうか?
また、投資家利回りは、借手のクレジットに加え、調達ニーズの高低も加味し借手と検討の上、 決定しております。
・モニタリング等、貸付先が正しく運用しているか具体的にどのような手法を取っていますか?
・モニタリングの結果、不正が見つかった場合の施策、手法、情報開示のやり方等があれば回答お願いします。
また、万が一、「不正」が発覚するようなことがありましたら、直ちに情報開示をいたし、 必要であれば監督官庁への報告もいたします。
・もし、期限の利益の喪失してしまった場合、借り手側にどのような形で取り立てをするのでしょうか?
・回収する人材や部署は貴社、もしくは委託するのでしょうか?
・貴社でしたら免許や資格、配置している人数、経歴等。
・自社資金を使って投資、運用をしているのはありますか?
又、弊社は、金融コングロマリットであるSBIグループの一社である為、 親会社であるSBI FinTech Solutions株式会社と、SBIホールディングス株式会社の監査を定期的に受けており、 厳しく内部統制がおこなわれ、コンプライアンスの遵守を徹底しております。
金融機関として投資家の資産運用の助力と借り手側の資金援助としての役目を全うできるようよろしくお願いします。
金融コングロマリットとは
銀行・証券会社・保険会社などが統合した金融複合企業。
経営の効率化や金融商品開発力、顧客の利便性向上が期待できる一方、巨大化に伴う寡占化、異業種の統合による経営管理の複雑化などの課題が指摘されている。
他のソーシャルレンディング会社が不正をやらかしている実情からSBIソーシャルレンディングのサイト上でも告知されていますが、出資金を適切に運用し、貸付実行の有無を厳正に審査、監督官庁と自主規制機関と連携しながら業務に努めますと言っています。
また、SBIグループの顧客中心主義の基本理念に置きながら5つの経営理念を共有しているとしています。
- 「法律に触れないか」、「儲かるか」ではなく、社会正義に照らして正しいかどうかを判断基準として事業を行う。
- インターネットの持つ爆発的な価格破壊力を利用し、より顧客の便益を高める金融サービスを提供する
- 21世紀の中核的産業の創造および育成を担うリーディング・カンパニーとなる。
- 経済環境の変化に柔軟に適応する組織を形成し、「創意工夫」と「自己変革」が組織のDNAとして組み込まれた自己進化していく企業であり続ける。
- 社会の一構成要素としての社会性を認識し、さまざまなステークホルダー(利害関係者)の要請に応えつつ、社会の維持・発展に貢献していく。
頼もしいかがりだよね♪
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