これまで私は大型案件が出るたびに投資を実行してきています。
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上記４案件にそれぞれ1万から２万円それぞれ投資を実行してきました。
不動産に投資する際多額の資金が必要でしたが、クリアルでは１万円からという少額から投資でき、その名の通り、詳細な物件情報から投資家自ら案件を精査できる楽しみがあるのも魅力の一つですね。
そんなCREAL(クリアル)から会員向けに６つ目の大型案件の情報が一部公開されました。
６つ目の大型案件SOLA沖縄学園
| 募集金額 | 8億3,800万円 |
| 想定利回り（年利） | 5.0% |
| 想定運用期間 | 18ヶ月 |
| 募集期間 | 11月下旬~12月下旬 |
以外や以外、今回の大型案件は沖縄、しかも学校法人です。
この学校は２学校8学科で構成されていて、
SOLA沖縄保健医療工学院
- スポーツ科学CSトレーナー学科
- 柔道整復師学科
- スポーツ整体・メディカルトレーナー学科
- 臨床工学技士学科
- 救急救命士学科
- パティシエ・ブーランジェ学科
と
スターウッドBeB美容専門学校
- 美容師学科
- ビューティーウェディング総合学科
から構成されています。
県外からの生徒を呼び込むために学生寮も完備されていて、口コミもまずまずのいい学校のようです。
SOLA沖縄学園のサイトを眺めていたら貸借対照表が掲載されていました。
このデータを用いて支払い能力と学校法人の健全性を調べてみましょう。
経営の安定度を見てみる自己資本比率を計算してみた。
会社と学校法人では若干違う所がありますが、経営の土台がしっかりした経営をしているか調べてみることにしました。
自己資本比率計算式
自己資本比率（％）＝ 自己資本（純資産） ÷ 総資産（資産の総合計） × 100
この計算式で求める自己資本比率が40%以上なら倒産しにくいという事になります。
純資産は資本金・資本剰余金・利益剰余金、その他有価証券評価差額金・新株予約権・少数株主持分などが含まれますが、学校法人なので純資産は・・・。
一般的な株式会社は株主の出資により設立されるのに対して、学校法人は財産の寄附により設立されます。
株式会社では、設立のための出資額は「資本金」として貸借対照表に計上されます。
一方、学校法人の設立のために寄附された財産は「寄附金」として収益計上されますが、すべてを利益としてしまうのではなく学校活動のために必要な部分を「基本金」として処理することによって保持することになります。
とあるので資本金＝基本金で良さそうです。
また資本剰余金や利益剰余金の追となす科目は翌年度繰越消費収入超過額だと思われます。
これは授業料や手数料、寄付金が該当しますので、翌年度繰越消費収入超過額で良さそうです。
で平成31年3月31日現在の貸借対照表から抜粋すると、
第一号基本金：212,613,520円
翌年度繰越消費収入超過額：236,005,282円
合計：448,618,802円が純資産だと思われます。
総資産は2,439,887,173円なので、この上記の式に当てはめてみると・・・。
自己資本比率は18.4%となりました。
根本的に企業は売り上げや収益を重きを置いているのに対して、学校は教育の場である違いがあります。
が、私立に至ってはやはり収益がなければ教育もへったくれもありませんよね。
短期的な支払能力があるか流動比率を計算してみよう。
流動比率が低いと、すぐに現金化できる資産に対して、短期で支払うべき負債が多くなるので、短期的な支払う能力が低いという事になります。
株式会社の場合、一般的に流動比率は130～150％が良いとされています。
流動比率計算式
流動比率（％）＝ 流動資産 ÷ 流動負債 × 100
流動資産：288,183,958円
流動負債：395,798,530円
上記計算式に当てはめて計算すると・・・。
流動比率：72.8％
ただし、こんな記述を発見したのでご紹介します。
学校法人にあっては､ 流動負債には外部負債とは性格を異にする前受金の比重が大きいことや､ 流動資産には企業のように多額の「棚卸資産」がなく､ ほとんど当座に必要な現金預金であること､ さらに､ 資金運用の点から､ 長期有価証券へ運用替えしている場合もあり､ また将来に備えて引当特定資産等に資金を留保している場合もあるため､ 必ずしもこの比率が低くなると資金繰りに窮しているとは限らないので留意されたい。
とある様に、たしかに前受金の比重が極端に大きいですね。
まぁ、そもそも、私立なので寄付金や自己資金で経営をやりくりしなければならないのが本筋ではあるけど、自己資本比率や流動比率から見た場合、これらどちらも低いので銀行からの融資も難しいのが実情。
だからクリアルを頼ったってのも話しは非常にわかる。
そもそも想定利回り5％ってのも高いですしね。
損益計算書から見る経常収支は？
損益計算書も掲載していたので見てみると毎年2億円もの経常収支差額があることが分かります。
経常収支比率
経常収支比率％＝経常収支差額÷経常収支×100
経常収支比率は経常的な活動による収支額の収入に占める割合で経常収支のバランスを表し、高い値と良いとされています。
これを計算してみると35.9%にもなっています。
比較対象として大学ですが｢利益を確保している私立大学｣ランキングってのがネットに上がっていたので比べてみましょう。
CREAL(クリアル)1周年記念キャンペーン開催予定
さて、SOLA沖縄学園の学校法人の経営安定性分析はここまでとして、クリアルがサービス開始してから1年が経過したのを記念して、大盤振る舞いのキャンペーンが告知されました。
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◆初めての投資申込の場合
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◆2回目以降の投資申込の場合
10万円以上の投資申込で投資申込金額の1%プレゼント
初めて会員登録し口座開設した人向けは10万円以下だと＋1％、以上だと＋2％
すでに投資している人は10万円以上だと＋1％余分にプレゼントされるようです。
新規でも投資中の方でも両方お得な特別優遇キャッシュバックキャンペーンです。
投資していた方は10万円、SOLA沖縄学園に投資すればキャンペーンで1000円＋配当金7,500円、合計8500円、利回りに換算すれば約5.66％にもなりますね。
新たに投資する人は10万投資するとキャンペーンで2000円＋配当金で7500円、合計9500円、利回りで言うと6.33%に上がるわけです。
これは詳細な案件が公開され、自ら分析し、これはいけると思ったら、ちょうどボーナス時期でもあるわけなので、投資を吟味する価値は十二分にあると思います。