ソーシャルレンディング 資産運用

謝罪とはどういったものか今一度問う!!maneoマーケットとグリフラ、JCサービスのひたすら謝る文面に疑問 

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謝罪のあり方

 

maneoマーケットからグリーンインフラレンディングのファンド遅延に関する経過報告のメールが送られてきました。

下記全文を掲載します。

投資家の皆様へ

いつもグリーンインフラレンディングをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

本メールは、グリーンインフラレンディングのファンドにご投資を頂いたすべての投資家の皆様に向け、経過報告として配信致しております。
投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。

1.経過

当社は、7月11日のご報告以降も引き続き、グリーンインフラレンディング社及び最終貸付先企業に対する要請や指導等を行い、投資家間の公平等の観点から返済原資についての確認を継続致しております。
また、最終貸付先企業からの今後の返済計画等につきましては、現在、詳細を確認中です。
一刻も早く、投資家の皆様に償還・分配を実施できますよう、グリーンインフラレンディング社と協力して参ります。
投資家の皆様には、お待たせ致しておりますことを改めてお詫び申し上げます。
本件につきまして、今後、お伝えすべき事実がございましたら、速やかにホームページ上で公表させて頂きますと共に、対象投資家の皆様にもメールにてご報告をさせて頂きます。

また、ご案内の所かと存じますが、当社は7月13日に業務改善命令(※)を受けました。
当社では、この度の業務改善命令を厳粛に受け止め、責任の所在を明確にするとともに、ファンドに対するモニタリングの強化・実効性確保をはじめとする業務運営態勢のより一層の強化や抜本的な内部管理態勢の見直しなどを行い、再発防止に向けて全社をあげて取り組んで参ります。
投資家の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけ致しておりますことを、心よりお詫び申し上げます。

※「maneoマーケット株式会社に対する行政処分について」
(2018年7月13日 関東財務局)
http://kantou.mof.go.jp/kinyuu/pagekthp032000761.html

去る7月18日に投資家向け説明会を開催させていただきました。
これまでの「ファンドの募集停止」や「償還および分配の実施留保」に関する一連の「お知らせ」について、当社代表者よりご来場の投資家の皆様にご説明させて頂きました。
主なご質問と回答につきましては、「ヘルプ」内の「ファンド募集停止について」(※)に追加致しましたので、ご確認頂きたくお願い申し上げます。

※「ファンド募集停止について」
https://www.greeninfra.jp/help/?id=fund

2.今後の状況報告について

該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。
該当しない投資家の皆様には、「返済実績一覧」ページの「事業性ローンデフォルト発生金額 推移」にて状況報告をさせていただく予定です。
また、回収の進捗についても、不定期で「お知らせ」にてお伝えさせていただく予定です。

3.その他

該当投資家の皆様の「MyPage」内の「運用予定表」には2018年7月6日以降は「期失」と表示されております。
「返済実績一覧」ページの「ローンファンド運用状況」の該当ページも、2018年7月6日以降は「期失」と表示されております。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、適時に状況をご報告いたします。

2018年7月20日
maneoマーケット株式会社
第二種金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2011 号

経過報告というより、ただの一連の流れの報告とひたすら謝っているだけに終わっている文面です。

事実確認に終始していて、なんら進展なし!

JCサービスからサイトに掲載されている一連の釈明分では・・・。

ファンド資金の返済について

日頃、株式会社グリーンインフラレンディング(以下「GIL」とします。)にご協力いただき誠にありがとうございます。
この度は、皆さまに大変ご迷惑をお掛けするとともに、多大なるご心配をお掛けしておりますこと深くお詫び申し上げます。
GIL で募集いたしましたファンド資金について、私的資金流用、政治家への政治献金等の疑惑が報道されておりますが、「開発資金」と立替費用について募集時の表現について不適切との指摘があるものの、JC サービス(以下「JCS」という。)は再生可能エネルギー開発の事業会社として事業以外に流用する等の不適切な運用がないと確信しております。
しかしながら誤解を生じさせる表現となっていたことには大変遺憾に思い反省しております。
皆様のファンド資金はすべて事業(各プロジェクト)に使用されており、各事業の価値生成と増大に役立てさせていただいております。
ご周知のとおり、GIL が投資家の皆様に対して当月 11 日に弁済期にあった返済を行おうといたしましたところ、当局の指導により払出口座の管理(分配)者である maneo マーケ
ット株式会社に受領していただけませんでした。
JCS 及び GIL は協議の上、期日にある弁済を期日に弁済しなければ返済遅延となり投資家の皆様の不安を助長することになりかねないと考え、maneo マーケット株式会社が分配可能になれば直ちに投資家の皆様に分配配分できるよう当該資金を 7 月 6 日づけで東京法務局に供託いたしました。
JCS 社及び GIL は「投資家保護第一」と考え、皆様からお預かりしました資金を確実に償還できるよう、各開発案件の売却を進めており、皆様のお手元にお預かりしました元利金を確実に返還できるよう努力しております。
一日も早く、投資家の皆様に安心していただけますよう、今後も案件売却及び返金につきましては maneo マーケット株式会社と協力してまいります。
なお、当月末の返済は遅滞なく行う予定です。
ご心配をおかけして大変申し訳ありませんが、何卒、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
以上

「大変遺憾に思い反省」と言っている辺り、なんだか他人行儀に聞こえるのは私だけ?

しかも「不適切な運用がないと確信」と言っていますが、なぜ確信?断言すると言わないのでしょうか?

この一文から推測するに、中久保社長も全体像を把握しきれていないんじゃないのか?

会社で決済するには社長の承認、ハンコが必要ですよね。

なんだか社長の知らないところでファンドが独り歩きしてしまっている状態に読み取ってしまいます。

中久保社長は以前会社を倒産させた経緯を持っているということですが、

会社運営で必要なのは中長期における経営戦略が必須です。

そのビジョンが致命的ミスにより倒産させてしまった彼自身の性格なのか性質なのかはわかりませんが、今回のグリフラ問題からわかることは、社長の手腕が幼稚だったと言わざる負えない。

両者ともただ謝ってばかりです。

謝るだけなら誰だってできます。

我々が求めるのは行動と実績です。

金融庁の監視下に置かれてる状況では言うに言えないのはわかりますが、我々が安心できる行動を伴った情報を発信してほしいです。

同じことを何度も何度も、繰り返して謝られる文面を読むと逆にイライラ来てしまいますし、こんな事後報告はいらないです。

しかも、文面から自分の落ち度、責任を認める部分の文面が欠落しているので当然といえば当然です。

良い謝罪とは・・・。

  • 自分の落ち度を認めお詫びの言葉を言う。
  • 責任があることを認める。
  • 今後の対策について言及する。
  • 相手の感情を思いやる言葉をかける。
  • 最期にもう一度お詫びの言葉を述べる

 

下の書籍を読んで謝るとは何かを今一度考えてほしいものです。

 

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