クラウドクレジットさんは発展途上国を主に、本当にお金が必要である海外の人や会社にお金を貸し出す金融事業をています。
もちろん、投資家から集めた資金を使って出資する以上、リスクは健在しますが、昨今のソーシャルレンディングでは不正事業者が多発している現状をみると、本当に安全性が保たれ、投資家目線に立って会社を運営しているか確認する為、失礼ですが、クラウドクレジットさんに以下の質問を投げかけてみました。
クラウドクレジット株式会社 △ と申します。
お問い合わせの件につきまして、ご連絡申し上げます。
・利益相反取引が起こらないようにどのような施策を実施していますか?
・親族会社、グループ会社、同族会社。ファミリー企業、子会社に貸し出しを実行する場合があるかと思いますが、集中しすぎないよう何かしらの施策を実施していますか?
厳密にいえば、弊社海外グループ会社への貸付は集中しております。
背景として弊社のファンドがお客様から出資いただいた資金を海外グループ会社へ貸付けし、 海外グループ会社は借入金を元に最終資金需要者へ貸付ける投資スキームになっているためです。
ただし、海外グループ会社が貸付を行う最終週資金需要者には、現在の所、弊社のグループ会社等はおりません。
全ファンドの商品ページにあります「投資スキーム」についても、併せてご参照ください。
・融資判断を行う部署はどのような人材で行われているのでしょうか? 取得している免許や資格、配置している人数、経歴等
・担保として取っている評価方法は貴社と外部とで2重チェックしていますか?
・銀行ですら貸し倒れ率が1〜2%あると聞きます。ソーシャルレンディングは高金利で貸し付けているので焦げ付くリスクは銀行よりはるかに高いはずです。リスクを回避する対策や実施している内容があればご回答お願いします。
・融資の是非を決めるにあたり、もっとも気を付けている所はありますか?
【質問4】:貸付先の提携
・貸付先はどのように探しているのでしょうか?また提携している
【質問5】:案件の組成
・どのような形で決めていますか?(
・モニタリング等、貸付先が正しく運用しているか具体的にどのような手法を取っていますか?
・モニタリングの結果、不正が見つかった場合の施策、手法、情報開示のやり方等があれば回答お願いします。
弊社の「運用部」、「投資管理部」および「投資管理委員会」にて管理しております。
下記リンクも併せてご参照ください。
・運用資産規模の拡大に伴う体制強化「投資管理部」および「投資管理委員会」設置のお知らせ ←修正いたしました。
・もし、期限の利益の喪失してしまった場合、借り手側にどのような形で取り立てをするのでしょうか?
・回収する人材や部署は貴社、もしくは委託するのでしょうか?
・貴社でしたら免許や資格、配置している人数、経歴等。
現地提携業者が回収を行います。
例としてカメルーン中小企業支援プロジェクトなど号によっては遅延している場合につきましては、レポートでご報告しておりますのでご参考いただければ幸いでございます。
現地提携業者を介さずに資金需要者に直接貸し付けを行っているファンドについては、遅延等の実績はありませんが、もし遅延等が発生した場合は、ファンド組成時に利用した法律事務所等を利用して法的措置をとることを想定しています。
・自社資金を使って投資、運用をしているのはありますか?
新たなファンドを組成する際は、自己資金を使用しての少額運用を行います。
こちらもファンド組成のプロセスに詳しく記載しております。
リンクよりご参照ください。
まとめ
顧客(投資家)や募集するファンド(案件)が拡大し業務量が増大すると、安全性が保てなくなってしまうものです。
しかし、クラウドクレジットさんは日々コンプライアンスやガバナンスの強化を行い、また顧客の資金管理体制の構築を永続的に行っているのは大変すばらしいです。
こういう海外案件を扱った金融商品は、安全性が危ういと思いますが、実際資金を欲している会社や人、経済成長している国に対しての貸付けである為、実際それほど危険性はないのです。
そのことを確認するため自己資金を使ってテスト運営し、問題点を洗っていることも非常に好感持てます。
顧客、投資家目線に立った運営を行いつつ、日々改善する努力を惜しまないのは素晴らしいことです。
ココがポイント
- 顧客の資金を正しく分別管理。
- 厳しいルール元、貸付先を選定している。
- 現地確認している。
- 自己資金でテスト運営している。
ソーシャルレンディング投資は事業者選びが最重要といっても過言ではありません。
不正事業者に掴まらないよう顧客目線でコンプライアンスの強化をしている事業者を選びましょう。
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