ソーシャルレンディング(ソシャレン)は金融商品取引法で顧客の募集と運営を行い、貸金業法は融資を貸付審査を行うスキームです。
クラウドリアルティは不動産を証券化したクラウドファンディングですので、若干ソーシャルレンディングとは仕組みが違います。
また、クラウドリアルティは不動産特定共同事業者の認可、貸金業の登録をしていない事業会社でもあります。
一連の不正事業者多発により受託責任としての取り組みがなされ、安心して投資できるか否か担当者様に以下の質問をしてみました。
お問い合わせ誠にありがとうございます。
また、当社に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
当社は、不動産の証券化とクラウドファンディングを組み合わせたモデルですので、ソーシャルレンディングとは仕組みがすこし異なります。
投資家の方にとっての具体的な違いとしては、金利だけでなく、キャピタルゲイン(物件の売却益等)も得られる仕組みを採用している点です。
エクイティ性のクラウドファンディングですので、ソーシャルレンディングのようなデット性の融資を行う商品とは異なり、投資リターンが利息制限法の上限金利に縛られず、運用状況により想定利回りを超過する可能性もございます。
下記、ご質問の回答となります。
・顧客(投資家)から集めた出資金の取扱いの仕方(口座の分別管理等)を具体的にお答えください。また、その具体的な証拠となるような写真があればご提示お願いいたします。
(クラウドクレジット社ではhttps://crowdcredit.jp/blog/entry/363/1の用に分別管理する口座の通帳の束の写真を開示しています。)
・利益相反取引が起こらないようにどのような施策を実施していますか?
・親族会社、グループ会社、同族会社。ファミリー企業、子会社に貸し出しを実行する場合があるかと思いますが、集中しすぎないよう何かしらの施策を実施していますか?
子会社との全ての契約は、当社の取締役会に準ずる会議体の決済を経ています。
利益相反の恐れがある場合には、別途、決議をすることになっておりますが、現在まで、その様な恐れは発生しておりません。
・融資判断を行う部署はどのような人材で行われているのでしょうか? 取得している免許や資格、配置している人数、経歴等
・担保として取っている評価方法は貴社と外部とで2重チェックしていますか?
・銀行ですら貸し倒れ率が1~2%あると聞きます。ソーシャルレンディングは高金利で貸し付けているので焦げ付くリスクは銀行よりはるかに高いはずです。リスクを回避する対策や実施している内容があればご回答お願いします。
・融資の是非を決めるにあたり、もっとも気を付けている所はありますか?
大手不動産ファンドあるいは大手金融機関での経験者である担当者により、個別案件の精査を行っております。
上述の通り、全て当社の100%子会社に対する貸付であり、当該子会社は不動産関連事業以外は行いませんので、不動産担保は取得しておりません。
・貸付先はどのように探しているのでしょうか?また提携している会社等があればご回答お願いします。
・どのような形で決めていますか?(実際に現地に視察へ出向くや、第三者の精査が入る等)手法や施策があれば回答お願いします。
・利回りが低いのもあれば高いのもあります。その高低差はどのような基準で判断していますでしょうか?
その中で、現地に視察に行ったり、すでに運営している施設の実績等の情報を提出頂いて精査しております。
また、利回りは、不動産事業からの収益に依存しますので、担当者が運営者の実績や計画等をもとに精査して決定します。
・モニタリング等、貸付先が正しく運用しているか具体的にどのような手法を取っていますか?
・モニタリングの結果、不正が見つかった場合の施策、手法、情報開示のやり方等があれば回答お願いします。
・もし、期限の利益の喪失してしまった場合、借り手側にどのような形で取り立てをするのでしょうか?
・回収する人材や部署は貴社、もしくは委託するのでしょうか?
・貴社でしたら免許や資格、配置している人数、経歴等。
・自社資金を使って投資、運用をしているのはありますか?
また、当社のプロジェクトの特長として、投資先情報の開示を行っております。
例えば京町家1号ファンドにおいては、投資対象が宿泊施設となっております。
投資家の皆様に情報を共有、拡散していただくことによって宿泊者を増やしたり、あるいはご自身やご家族で宿泊されたりなど、プロジェクトを相互にサポートしあうことが可能と考えております。
投資を超えて、プロジェクトを体験しつつ、楽しんでいただければと考えております。
ご質問に対して親切、丁寧な回答ありがとうございます。
不適切な事業者が後を絶たない現状を見ていると、
御社のこれからの発展を大いに期待しております。
本日はありがとうございました。
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