食器を洗っていたら、なんだか右手の人差指の爪のささくれた所がすこし赤みを帯びていて、ちょっとチックっと痛みだしてきていることに気が付きました。
「単なるササクレ」です。
ほっとけば普通は治ります。
でも今回は違った(´;ω;`)
翌朝、ささくれたところを中心に赤く腫れ上がり、痛みが増していた気がしました。
皮膚科に行こうかと迷いましたが、育児に追われそんな事ころっと忘れてしまっていました。
そして次の日、右手を見ると皮膚の下が白くなっているじゃないですか。
恐る恐る手で押してみると激痛と共に膿がでてきました。
これはヤバイと思っていても、医療機関は休日でお休み!
ネットで調べたら爪炎症というものらしいことがわかりました。
ささくれのところからバイキンが入り化膿してしまったようです。
ズキンズキンと心臓がそこにあるような脈動と共に痛みで手元が狂って食器割っちゃうし、夕飯の支度がままならないし、後悔先にたたずとはこのことです。(´;ω;`)
もっと早く医者に行けば良かったと思っていても後の祭り、この痛みに耐えかね、お義母さんに相談することにしました。
ささくれ放ったらかしにしてたからでしょ
砂糖って実は薬にもなるのよ
市販品の薬がでてくるのかと思っていましたが、砂糖がでてくるとは・・・。
疑いの目で見たものの、この痛みから開放されるのでしたらなんだってやっちゃいます。
砂糖を薬として使う方法
たったこれだけです。
簡単すぎてあっけらかんとしている私を他所に・・・。
あとは定期的に砂糖をまぶし直してね。
本当にコレで痛みが取れるのか半信半疑です。
そして半日過ぎたあたりから、あれほど痛かった痛みが無くなっていて、しかも少し腫れも引いています。
翌朝になってみると、驚くべきことに腫れも無くなってきています。
民間療法恐るべしです。
砂糖を薬として使う事に関する情報を調べてみた。
漬物などの保存食もあるが、ジャムやコンポートなんて糖度が高いものは腐りにくい保存食です。
最近のジャムは糖度50%未満で要冷蔵も結構あったりしますが・・・。
また、砂糖自体には消費期限がありません。
糖度が高い、つまりは浸透圧が高い状態だと、砂糖の粒の中に存在する分子の密度が高いので、砂糖が接触するものなかに入ってゆかず、反対に水を引き寄せるようになります
細菌から水分を奪って細胞膜を破壊し殺菌するのです。
このことに着目した薬も開発されていて古くから使われていたりします。
これらの薬って、ほんのちょっぴり、申し訳程度に消毒薬のヨード入ってますけど、主成分のほとんどが砂糖だけで作られています。
砂糖を傷口に塗布すると・・・。
純度の高い砂糖や塩には除菌作用と脱水作用があるので、傷口に塗布すると雑菌を除去し膿などの有害な体液を吸着させ、取り除くことにより傷が早く治るようです。
ただし、浸出液が少なくなってきたら、逆に傷が治りにくくなってしまうので砂糖を使うのはやめたほうがいいでしょう。
浸透圧で殺すなら、塩でも良いんじゃないと思いますけど、(塩を振ったナメクジは解けて無くなっちゃいますが、砂糖でもできます。)
塩なんて傷口に塗ったらそりゃ悶絶しまくりの染みまくりの痛みですから、砂糖を使うというのは理にかなってます。
まとめ
砂糖の効能は?
浸透圧で雑菌を殺し、有害な体液(膿)を吸着させ傷をキレイに早く直すことができます。
砂糖は塩より染みないし、なにより薬より全然安価、しかも、天然由来なので安全です。
昨今、抗生物質の乱用で薬が効かない薬剤耐性菌の増加で、克服したかに見えた病気で死んでしまう事例も報告されるほど問題視され、安易に抗生物質を使うのをやめようという動きがでてきています。
そういった中で古来の民間療法が見直され、現在盛んに研究が行われています。
この砂糖の事例の様に、ごく身近にありふれたものが現代医学の科学的見地から基づいたれっきとした薬の代用品である事が証明されたものは結構あります。
私達が安全、安心して暮らしていける医療の現場も日々進歩していっています。
でも、素人判断が間違っていたら、最悪指切断なんてこともあったかもしれないから、気をつけてにゃ
これをまとめて記事を書いている時に分かったことですが、お医者さんらもらえるリンデロンという薬で治癒できるようです。
処方箋ありの薬です。
リンデロンは医療用処方薬だそうで、特に化膿している状態の皮膚に処方されることが多く、単純性湿疹、蕁麻疹、虫刺され、皮膚炎、赤ニキビ、アトピー性皮膚炎、あせも、おむつかぶれ、とびひ、軽度の火傷 など様々な幅広い皮膚トラブルに使用されるステロイド、抗生物質入りの軟膏です。
このリンデロンと同じ効き目で医師の処方箋なしで買える、一般向けに販売している市販薬ががあることがわかりました。
入っている薬剤は違いますが、リンデロンと同じく細菌の増殖を阻害する抗生物質が入っていますし、消炎鎮痛剤で炎症を鎮めるステロイドも同じ薬剤が当程度の濃度で入っています。
効能もしっしん、皮膚炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんと似通っています。
しかしながら、薬ですので、同じく薬剤師に相談することを前提とした薬の選択が必要になります。