マザーズに上場しているロードスターキャピタルが運営しているソーシャルレンディング「オーナーズブック」
利回り4~6%前後の手堅い不動産案件に間接的に投資ができるというだけあって、募集開始してすぐに完売してしまっている盛況ぶりで評判が上々です。
しかしながら、ラッキーバンクに代表されるように、不正を行う事業者がいるのも事実です。
投資家に対して清く、正しく、誠実に、そして安心して投資ができる環境が整っているか内部の実情を把握するためにも担当者様に安全性評価に繋がる質問を投げかけ、確認することにしました。
いつもオーナーズブックをご利用いただきましてありがとうございます。
OwnersBookホームページにて過去に開催しましたセミナーの動画をアップロードしております。
ご質問いただきました内容のご回答の参考になるかと存じます、是非こちらもご覧いただければ幸いです。
セミナー動画は、下記URLからご覧ください。
・顧客(投資家)から集めた出資金の取扱いの仕方(口座の分別管理等)を具体的にお答えください。 また、その具体的な証拠となるような写真があればご提示お願いいたします。 (クラウドクレジット社では分別管理する口座の通帳の束の写真を開示しています。 )
オーナーズブックにおいて投資家の皆様が出資された資産は、金融商品取引法等に定められている通り、ロードスターファンディング株式会社にて自らの財産とは分別し、口座上と帳簿上の管理を徹底しています。
その上で、OwnersBookの全ての金銭の移動については、ローン契約や匿名組合契約といった契約書または約款に基づく適法な契約関係に基づいて実施されています。
他社が実施した銀行口座の通帳の写しの開示は今般は対応を控えさせていただきますが、各案件ごとに個別の銀行口座にて分別管理を行っております。
・利益相反取引が起こらないようにどのような施策を実施していますか?
・親族会社、グループ会社、同族会社。ファミリー企業、子会社に貸し出しを実行する場合があるかと思いますが、集中しすぎないよう何かしらの施策を実施していますか?
OwnersBookでは、貸付契約をはじめとする契約内容を、案件の組成や営業とは独立した法務・コンプライアンス部門がチェックし、ご質問の利益相反を含めて投資家の皆様の利益を不当に侵害するおそれが無いかを全ての案件において確認しております。
なお、現況、OwnersBookの貸付の多くの案件では、当社は一般社団法人第二種金融商品取引業協会の定める「事業型ファンドの私募の取扱い等に関する規則」における運営者(営業者からの委託その他の法律行為に基づき出資対象事業の全部または主要な業務を実施するもの)に該当し、本案件においてお客様と一定の利害関係を有しています。
・融資判断を行う部署はどのような人材で行われているのでしょうか? 取得している免許や資格、配置している人数、経歴等
・担保として取っている評価方法は貴社と外部とで2重チェックしていますか?
・銀行ですら貸し倒れ率が1~2%あると聞きます。ソーシャルレンディングは高金利で貸し付けているので焦げ付くリスクは銀行よりはるかに高いはずです。リスクを回避する対策や実施している内容があればご回答お願いします。
・融資の是非を決めるにあたり、もっとも気を付けている所はありますか?
融資判断にあたっては、貸付の営業部門の他、借入先のモニタリング及び回収を担当する部署も参加のうえ、検討を踏まえ、最終的な判断を下しております。
担保評価においては、社内の不動産鑑定士資格保有者による査定に加え、外部の専門家による査定額を参考にOwnersBook評価額を決定し、案件ページに記載しております。
・貸付先はどのように探しているのでしょうか?また提携している会社等があればご回答お願いします。
主に当社の営業、紹介案件となっています。
また、外部とも業務提携を行い貸付先の発掘を行っています。
下記(↓)も併せてご覧ください。
・どのような形で決めていますか?(実際に現地に視察へ出向くや、第三者の精査が入る等)手法や施策があれば回答お願いします。
・利回りが低いのもあれば高いのもあります。その高低差はどのような基準で判断していますでしょうか?
・質問3に記載の通り、社内・社外の2重の担保評価を実施しており、原則弊社の役職員による現地実査も実施しております。
・現状OwnersBookの案件は予定利回り4.0~6.0%となっており、相対的にリスクが高いと思われる案件においては、高めの利率を借入先に打診しておりますが、最終的には、LDF社と借入人の合意の結果が利回りに反映されます。
・モニタリング等、貸付先が正しく運用しているか具体的にどのような手法を取っていますか?
・モニタリングの結果、不正が見つかった場合の施策、手法、情報開示のやり方等があれば回答お願いします。
OwnersBookの貸付型案件は、原則、資金使途を定めていません。
貸付契約に従った義務の履行を行っていただいております。
・もし、期限の利益の喪失してしまった場合、借り手側にどのような形で取り立てをするのでしょうか?
・回収する人材や部署は貴社、もしくは委託するのでしょうか?
・貴社でしたら免許や資格、配置している人数、経歴等。
貸付契約と法令に従い、回収を図ってまいります。
具体的には、担保物件売却(任意売却、競売)が考えられます。
当社には過去に債権回収業務に従事した役職員が複数名おり、外部委託の可能性は低いと考えられますが、 投資家の皆様の出資金の全額回収のために必要なあらゆる選択肢を検討いたします。
・自社資金を使って投資、運用をしているのはありますか?
自社資金を使って投資、運用をしている案件は貸付型案件ではございません。
エクイティ型案件におきましては、直近の案件はセイムボート出資を行っております。
詳細は下記(↓)をご覧ください。
サイト上で掲載しているものと重複してしまっている質問にも誠実にご回答下さりありがとうございました。
堅牢とした取り組みに安心して投資ができる環境が整っていることに安堵しました。
長期に渡る資産形成の橋渡しができる様、これからも投資家、貸し手、両者に取ってプラスになるような案件をこれからも提供できるよう期待しています。
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