経済産業省の資源エネルギー庁から太陽光発電設備の設置に要した費用を平成30年9月20日までに経済産業大臣に提出しなければ、認定を取り消し、最悪売電できなくる事もあり得るとした封筒が我が家に来ていました。
っていうか、この指導って・・・。
全然知らなかった。
施工業者も教えてくれなかったし・・・。
なんでも、販売者や施工業者はこういうこと説明しないのが多いというのです。
かという私の所もまったく説明がなかったわけですが、知らないで済まされないので、ちょっと調べたところ・・・。
太陽光発電の定期報告対象者
発電設備の分類 報告形態 設置費用報告
(増設費用報告)運転費用報告 太陽光
発電設備10kW未満の設備 必 要
(増設費用報告は不要)経済産業大臣が求めた場合は必要
(対象者には、後日別途ご案内いたします。)10kW以上の設備 必 要 必 要
10kw未満の住宅用太陽光発電も対象の一部になっています。
なんとまぁめんどくさいこの上ないルールなんでしょう。
導入当初はこういうめんどくさいルールがなく、メンテフリーの太陽光発電のメリットばかり取り沙汰されていましたので、設備認定さえ済ませて設置すればOKでよかったのですが、煩わしい事が増えてしまいました。
我が家は20kwの太陽光を家や倉庫の屋根に載せいている産業用太陽光発電ですので対象者になっていました。
定期報告では以下の3種類があります。
「設置費用報告」
太陽光発電を設置した人が、設置にかかった費用を経済産業省に報告するための書類(電子申請)で、設備費や工事費、整地費用、電力会社の工事費負担金など設置にかかった金額と内訳を報告する。
「増設費用報告」
太陽光パネルやパワコンを増設した人(所有者)が、増設にかかった費用を経済産業省に報告するための書類(電子申請)です。
設備費や工事費など増設にかかった金額と内訳を報告します。
「運転費用報告」
太陽光発電設備の所有者が、太陽光発電設備の運転にかかった費用を経済産業省へ報告するための書類(電子申請)です。
メンテナンス費や保険料、税金など運転にかかった金額と内訳、そして発電量を報告します。
設置費用報告を提出していないと、運転費用報告は提出できません。
今回の指導内容は設置費用報告が該当しています。
一回も報告していないので当然と言えば当然なのですが・・・。
しかし、よくよく考えてみると確定申告や償却資産申告書で報告しているのでOKだと思うのですが・・・。
まさにお役所の縦割り行政がよく分かる報告内容となっていますね。
どのように定期報告するの?
ここのサイトで年一回報告するようですが、設備IDとログインIDは先の指導封書に書いてあるのですが、パスワードがわかりません。
パスワードがわからなければ、メールアドレスの登録もできません。
そこで、パスワードの照会をしなければならないのですが、登録したメールアドレスがわからなければ話が進みません。
業者の説明がなかったので、多分登録していないのでしょう。
メールアドレスが登録していたかどうか確認するため、業者からもらった設備設置者情報の書類を見返してみたところやはり登録されていませんでした。
設備設置者のEメールアドレス登録方法
メールアドレスが登録されていない為、登録、変更処理さえできません。
そこで、パスワードの照会作業が必要です。
固定価格買取制度再生可能エネルギー電子申請のサイトに行って太陽光発電設備にかかるログインID・パスワードを忘れた方をクリック
太陽光発電設備にかかるログインID・パスワードを忘れた方のページ内にある依頼書をクリック
依頼書に必要事項を記入します。
エクセルファイルなので、そのまま入力しましょう。
法人ではなく個人ですので必要書類は運転免許証か住民票です。
【必要書類】
①照会依頼者が設備設置者本人の場合 個人の場合:
運転免許証または住民票法人の場合:
a)照会者の運転免許証または健康保険証
かつ
b)会社の登記簿②登録者本人である場合 ①設置者本人の場合と同じ ③設備設置者からの委任を受けた者の場合 委任状(設備設置者の実印が押印されているものに限る。)
と設備設置者の印鑑証明書④設置者の相続人である場合 戸籍謄本と相続人本人の運転免許証または住民票 ⑤設置者の管財人である場合 設置者である企業が倒産している事実と管財人であることを証する書類
スキャナーで読み取ってPDF化させます。
PDF化はそれぞれの機器やソフトにより様々ですので取説を見てPDF化させてください。
エクセルで追記したログインID・パスワード照会依頼とPDF化させた必要書類(運転免許証か住民票)をメール(jp-acidpwtoi@jpea.gr.jp )宛に件名を【ログインID照会依頼】と記入し送信します。
照会件数の状況で、回答までには1~2か月程度を要しますとのことですので、完全に9月20日までには定期報告できない状況ですので、郵送で提出しようと思います。
設置費用報告を郵送で送る場合
このサイト内の10kW以上記入様式(共通)で必要項目を埋めて郵送しようと思っています。
送り先はこちら
〒105-0003
東京都港区西新橋2丁目23番1号 第3東洋海事ビル2階
一般社団法人 太陽光発電協会 JPEA代行申請センター 報告グループ
まとめ
太陽光発電は年一回の運用報告もこれからしなけらばなならなくなりました。
確定申告、償却資産申告書などめんどくさい書類の提出が求められ、忙しいサラリーマンとしては太陽光発電投資は、今から始めるにはデメリットが多く感じ始めています。 18年度の固定買取価格は18円ですし、個人で太陽光発電投資に参入する旨味はかなり薄いとしか言わざるを得ません。
やるとしたら、メガソーラー級の太陽光発電の設備と土地が必要不可欠です。
ポイント
そこで、ソーシャルレンディングという新しい投資方法を駆使して、少額で太陽光発電の旨味だけを吸い上げる方法が賢い選択だと思います。
太陽光発電を含めた再生可能エネルギーに投資ができるのは以下のソーシャルレンディング事業者です。
個人では到底不可能なメガソーラー級の発電所建設に融資をし、その売却益で投資した元本の回収と分配金を得られます。
太陽光、風力、バイオマス発電と言った再生可能エネルギーに投資ができる国内唯一の証券会社が提供するクラウドファンディング。
1万円から投資ができ、年間利回り6.78%もの高い利回りが得られるのも魅力的、貸し倒れ、デフォルトは今の所0件です。