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【トラストレンディング】2018年度の運用実績!1年間投資した結果と利益、特徴と考察

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Trust Lending(トラストレンディング)は、金融にまつわるコンサルティング、M&A・ファイナンシャルアドバイザリー、事業者金融や、ソフトウェア開発、企業再生支援、金融事務受託業務を担っているエーアイトラストが運営しています。

2005年から営業開始されており、金融に強いノンバンクで、また、取り扱っている案件の多くが公共事業関連です。

公益法人絡みの事業が多い、役員の多くが財務省、防衛省、国土交通省元出身社のOBが多く在籍している関係から、国との太いパイプがあるという印象があり、利回り8%~13%という超高利回りファンド(案件)が多数ある中、貸倒れはしないであろうというイメージが強くあります。

しかし、2018年12月14日、関東財務局より行政処分が下り、やはり高金利で貸し付けるスキームはどこかで無理があるのかという印象が顕在化してきた2018年でした。

さて、ここで私が2018年の1年間の運用実績を公開、1年間で得た利益、分配金、償還金はどのような推移で至ったのかを赤裸々にし、トラストレンディングの特徴と考察を交えながら点検していきます。

トラストレンディング 2018年の運用実績公開、利益はどのくらいになっていたのか?

運用資金 償還金 分配金 源泉微収税 収益(税引後)
1月 ¥104,762 ¥4,762 ¥873 ¥187 ¥686
2月 ¥100,000 ¥0 ¥994 ¥202 ¥792
3月 ¥100,000 ¥0 ¥843 ¥172 ¥671
4月 ¥100,000 ¥0 ¥903 ¥184 ¥719
5月 ¥200,000 ¥0 ¥843 ¥172 ¥671
6月 ¥200,000 ¥0 ¥1,024 ¥209 ¥815
7月 ¥200,000 ¥142 ¥753 ¥153 ¥600
8月 ¥299,858 ¥425 ¥2,281 ¥465 ¥1,816
9月 ¥299,433 ¥212 ¥2,135 ¥435 ¥1,700
10月 ¥299,221 ¥193 ¥2,730 ¥556 ¥2,174
11月 ¥299,028 ¥40 ¥3,233 ¥659 ¥2,574
12月 ¥298,988 ¥163 ¥2,728 ¥556 ¥2,172
合計 ¥208,441 ¥5,937 ¥19,340 ¥3,950 ¥15,390
年間利回り 9.278 7.383

2018年01月:トラストレンディングが得意とする公共事業ではない不動産会社(不動産取得・建設費用等)に融資するスキームの不動産担保付ローンファンド35号の残りの元本4762円が全て償還。2017年に引き続き債権担保付ローンファンド82号の分配金が継続して入っています。

2018年05月:ダムやため池の除染作業の債権担保付ローンファンド142号に10万円を投資。

2018年07月:那覇空港第二滑走路建設予定に伴うコンサルティング報酬債権の取得と、その報酬での返済原資である債権担保付ローンファンド82号の元本の一部が償還され始める。

2018年08月:債権担保付ローンファンド142号の分配金が入り始め一部元本の償還が始まる。米軍普天間飛行場の辺野古移設に伴う砂利運搬船建造の船舶担保付ローンファンド179号に10万円投資。

2018年10月:船舶担保付ローンファンド179号の分配金が入り始め、一部元本の償還が始まる。

2018年12月:トラストレンディングに行政処分

2018年年間の利益(税引き前)が¥19,340円、追加投資を行い、2か月間運用待機期間が発生している為、年間利回りが約7.4%になっています。

トラストレンディングに行政処分が下ったが、粛々と分配金と一部元本の償還がなされている。

官公庁等が関与して行う除染事業は存在せず。

大手企業との業務提携や、事業による収益が返済原資となるインフラ整備実証実験の貸付はない

との理由で関東財務局の勧告、および行政処分が下っており、現在自主的に業務を停止しています。

事業実態があるかどうか確認する為問合せを行った際の回答がこちら

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貸付審査、精査もしており、モニタリングも継続中で元請会社の発注者も存在している。

とした回答を得ていて、金融庁の指摘されている内容と乖離しているのが気がかりですが、今のところ分配金は滞りなく支払われています。

不安は残りますが債権担保付ローンファンド142号の運用終了日が2019年06月なので、トラストレンディングさんには頑張ってもらいたいところです。

ただ、クラウドバンクと同じように元本の一部が繰上げ返済、償還されています。

これは貸し手側、高利回りの借金を抱えている企業側からしたら、いつまでも高金利の借金を抱えてしまうと企業体力を削ってしまうばかりでマイナスです。

さっさとこの重荷から解放されたいために、さっさと借金を返してしまう心理が働いているのでしょう。

という事は、借金をさっさと返す体力が借り手側にあるということだと思われます。

2019年、トラストレンディングをどのように活用すべきか?

行政処分が解除され自主的に営業自粛しています。

自主的に営業停止している理由は

全ファンドについて検証中!点検が終われば、投資家に結果を公表予定、また新規案件募集の再開時期についても報告する予定。

自主検査でどこまで問題を発掘できるかがカギになりそうです。

問題なしと発表したら、それはそれで大問題です。

この貸付実態なしと指摘されたファンド、除染事業と通信インフラ実証実験だけの問題なのは腑に落ちないからです。

ファンド組成時にも少なからず影響を与えているのですから。

我々はどうしても、財務省や防衛省、国土交通省のOBが多数在籍しているという記載から、こちらの方たちのコネを使っているのは明白です。

国=トラストレンディングという構図が憶測で推測できますが、実際には国との太いパイプがあるというはありえません。

スキームをよく見ると、直接的に復興庁や防衛省、国土交通省からの依頼でファンド組成をしているのではなく、それを間接的に扱っている事業者に融資しているという実態を考えてみれば、貸し手の側の会社は公益事業以外での資金使途があるようにも見えます。

また、こちらの役員の天下り先企業からの依頼というのもありえます。

悪い言い方をすると賄賂?癒着?というイメージも捨てきれない!

高金利で借りるより、低金利で借りた方がいいのは誰が考えてもいいに決まってます。

高金利りで借りるスキームは絶対ないとは言いませんが、それ相応のリスクを背負うことになります。

事業再開され、その報告が妥当性をもった内容なのか精査してから撤退か?再投資か?現状維持か決めたいと思います。

管理人
投資してしまった以上逃げられないから、とりあえず見守ることしかできないからね
とりあえず、トラストレンディングさんの報告待ちだにゃ
物知りねこさん

高利回りに惑わされないように。

投資である以上、銀行預金と違い元本の保証がありません。

だからこそリスクとリターンを常に考えて行動しましょう。

また、ソーシャルレンディングは数ある投資商品の中では、まだ出来上がって間もない、赤ちゃんみたいな存在です。

 

そんな中でソーシャルレンディングにおける勉強を常にし続ける体制を構築しなけらばなりません。

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おすすめソーシャルレンディング会社は限られている。

出来上がって間もない新しい投資のなかで、損を出さずに10年、20年、30年と長い間、我々の資産運用のお手伝いができるソーシャルレンディング会社は意外に少ないのが現状です。

私も実際に利用して、これは絶対おすすめだといえる会社を紹介します。

SBIソーシャルレンディング

SBISBIグループ(SBI証券や住信SBIネット銀行)が提供する高い信用力と実績。

過去に融資審査の盲点を突かれ貸倒れが発生!

この経験を元に融資審査の更なる厳格化を図ると表明

堅実な運営をされているか担当者に質問してみた

OwnersBook

上場企業の総合不動産のプロ集団の目利き力はさすが!

親会社のロードスターキャピタルの売上はすごいものがあるし、利回りが4.0%からと若干低いが、リスク低減の試みが細部にわたって組み込まれている。

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クラウドバンク

数少ない証券会社が運営している。

2度の行政処分が行われたが健全化が進み、これまで貸倒れ件数0件はすごい!

最近は再生可能エネルギーに特化してしまった感が否めないが、少なからず中小企業支援やドル建てファンドも組成している。

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Funds

ソーシャルレンディングのニュースサイトであったクラウドポートが運営。

貸付先がわかる革新的で先進的なスキームを採用。

貸付先は上場企業や先駆的で注目の的のベンチャー企業にしか融資を実行しないと公言され、貸付先が倒産でもしない限りは高い安全性が担保されている。

もっと詳しく



クラウドクレジット

出資企業が伊藤忠、第一生命保、三菱UFJ、LINE、ソニー、SBIと信頼性がピカイチ。

成長著しい新興国に投資をする為、10%以上の高い利回りが狙える。

ただし、為替リスクが発生したり、新興国ゆえんのリスクに晒される可能性もある。

クラウドクレジット内での分散投資は必須。

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