クリック合戦が超絶激化してしまっていて、投資したくても投資できない状態が慢性化してしまっているオーナーズブック。
それもそのはずです
去年の記事(2018年7月)の記事ですが会員数が2万人を超えたとするアナウンスをオーナーズブックを運営しているロードスターキャピタルの発表がありましが、この推移からして現在は25000人はゆうに超えていると思います。
その為、オーナーズブックは投資時間をずらしたり、募集時間を非公開にしたりして募集をしています。
会社員のサラリーマンやキャリアウーマンの人たちにとってはいつ募集が始まるのかわからない状態ですので、常にサイトを監視しないと投資できない。
非公開の先着順ですので、募集時間を懸命に見て発見したとしても、サーバー激重になりクリック合戦で負けてしまう状況が続いていました。
投資家もおバカさんではないので、あの手この手を使って何とか投資しようと策を練っても、それでも投資できない状況が続いています。
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現に私も投資しようにも就業中の時間にサイトを見る時間がないに等しいし、スマホを仕事場に持ち込めないのでファンド募集時間を知る術がありません。
最近では諦めて、償還した資金を次第に口座から撤退し、オーナーズブックからCREALに投資先を振り向けています。
私のような投資家も多数いるようなので、ロードスターキャピタルもこれ以上口座から資金が逃げていくのを食い止めようと思ったのか?
8月2日付けでいきなりオーナーズブックから抽選方式で一部ファンドを募集するよ。とアナウンスがありました。
この抽選方式で何が変わるのか?
オーナーズブックで投資できるチャンスが生まれるのか?
改めて確認することにしましょう。
先着順→抽選方式に変わることで何が変わるの?
オーナーズブックの発表では・・・。
抽選方式の概要
案件ごとに抽選方式と先着方式を採用し、その両方での募集はない。
抽選方式の投資金額は募集総額の半分でデポジット(投資口座残高)の上限。
抽選結果発表は募集締切後、1営業日以内を目途にメールで連絡。
これは何を意味しているかと言うと、デポジット(投資口座)にお金が入っていないと投資できないという事
もし、抽選に当たらなかった場合、口座にお金が滞留してしまいます。
滞留している間のデポジット(投資用口座)は普通預金や定期預金と違い利息は発生しません。
最悪、立て続けに抽選に応募しても当たらない、また先着順でも投資できないとなると、何も生み出さない死に金になってしまう可能性があります。
さらに、投資家数(会員数)が日増しに増えている中で、抽選に当たる確率も当然低下するに決まっています。
抽選方式の当選確率を調べてみると・・・。
他のソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングを例にして見ると、抽選方式を採用している事業者の当選確率を参考にすると、
基本抽選できるのは案件1件に対して1回限り、確率論的にいって当選確率を9割にするには
Fundsは7回以上
FANTAS fundingとリノシ―は22回以上
と、投資回数を増やしやっと1件買えるか買えないかという狭き門です。
抽選方式を採用したところで、当たるか当たらないかわからない賭けをするよりも、普通にクリック合戦が行われていない、しかも今まで問題が起きていないソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングであるクラウドバンクやCREAL、PocketFunding、クラウドクレジット、LENDEX、Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)、COOLに口座開設して投資した方が精神衛生上、健康で健全な投資ができるのではないかと思ってしまいます。
OwnersBookのこれまでの経緯や実績を考えると(元本割れ、デフォルト、貸倒れが発生していない)、抽選方式で応募した方がいいというのも話はわかるっちゃわかるのですけど・・・。
そもそも、投資家数の増加と案件募集の少なさ、需要と供給がまったく追いついていないのが問題ななけであって、オーナーズブックももう少し、案件数を増やしていってほしいのが本音
でも、無理に増やすのも借手を審査する体制が杜撰になってしまうのも問題な訳であり、そのバランスが難しい所。
不動産のプロ集団であるロードスターキャピタルだから、そのバランスを考慮した結果の抽選方式なのではないのか
ただ、デポジット(投資家用口座)にお金がないと抽選に応募できないというシステムはダメダメです。
SBIソーシャルレンディング、Funds、FANTAS fundingのように口座にお金がなくとも、案件成約後にお金を振り込める形にした方が、我々にとって非常に投資しやす環境が整うのですが・・・。
まとめ
現在は圧倒的に案件数が少なく需要が似合っていない非常事態であります。
だから、抽選にしたりと色々策は練ってはいるけど、所詮は抽選。
くじ運のない私は、死に金になりそうなお金を作る気はさらさらありません。
ただ、こんな朗報も
ロードスターキャピタルは米国不動産クラウドファンディングの先駆的企業 のアメリカの「Fundrise 社」と業務提携。
Fundrise 社で扱っているアメリカの優良不動産をオーナーズブックで提供しようとしているので、これが実現できれば慢性的な案件数の少なさが少しは解消されるかもしれません。
それまで他のソシャレンや不動産クラファンに資金を振り向かせつつ、多額のお金、数十万単位での投資ではなく、最低金額でこの抽選方式に臨みたいと思っています。