クラウドバンクバンクはついにファンド累計募集金額が700億円を突破しました。
貸し手の情報が公開されてからファンドを見てみると、ちょっと癖のある貸し手にも関わらずにデフォルト、貸し倒れがなく、その元本回収率100%を今のところ維持しています。
投資したら年利平均6.99%分の分配金が手に入り、投資した元本が戻され、そして再投資に回せば、効率よく福利の効果も相まって資産運用としての効果を最大限に発揮できるというもの。
そして、700億円突破を記念してクラウドバンクはここで大体的にキャンペーンを打ち出してきました。
累計応募金額700億円突破記念キャンペーン内訳
円 投資合計額 | プレゼント内容 |
---|---|
100,000円以上300,000円未満 | 200円キャッシュバック |
300,000円以上500,000円未満 | 600円キャッシュバック |
500,000円以上1,000,000円未満 | 1,000円キャッシュバック |
1,000,000円以上3,000,000円未満 | 2,000円キャッシュバック |
3,000,000円以上5,000,000円未満 | 6,000円キャッシュバック |
5,000,000円以上10,000,000円未満 | 10,000円キャッシュバック |
10,000,000円以上30,000,000円未満 | 20,000円キャッシュバック |
30,000,000円以上50,000,000円未満 | 60,000円キャッシュバック |
50,000,000円以上 | 100,000円キャッシュバック |
いつもキャンペーンを行うとだいたい同じようなキャシュバック金額になりますね。
いつもながら思うんだが5000万円って誰が投資するんでしょう。
キャンペーン期間が2019年11月20日 12:00~2019年12月02日 11:59の約2週間内に10万円以上の投資額で投資できるかどうか・・・。
今回はクリアルの方に10万投資しちゃってますから、今回難しいかもしれません。
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まぁ、凡人はコツコツ積立投資を実行あるのみですがね。
さてそんなこんなでもキャンペーン中に償還金が溜まっていたので再投資に回しました。
今回投資したのはこちらの案件です。
太陽光発電ファンド第1379号
貸付先企業 | CB社 |
目標利回り | 6.8% |
運用期間 | 14ヶ月 |
売電価格 | 32kw/円 |
資金使途 | 宮城県の太陽光発電所にかかる権利・土地の取得資金 |
返済原資 | 銀行又は外資系ファンド等からリファイナンス(借換え) |
またしても太陽光案件です。
会員向けの限定情報では詳しく企業の財務諸表が掲載していますが、貸し手が匿名のため伏せられています。
太陽光発電ファンド第1379号のリスクを調査
注意ポイント
会員向けの限定情報をこのブログで公に公開してしまうと、貸金業法違反で逮捕、または、出資契約終了、口座閉鎖され分配・償還の一部または全部を行わないことがあるとしているので詳しく書けません。
なのでそれとなく調査してみた所感を書いてみたいと思います。
今回の太陽光発電ファンドはかなりの大型案件であります。
融資総額が〇〇億円ですから、しばらく募集は続きそうです。
スポーツレジャー施設に太陽光発電所を作るようですが、その施設のHPを覗いてみるとまだ営業しているようです。
周辺をざっと調べてみるとこの手の施設が6件もあります。
バブル崩壊後、客数が年々減少しているスポーツ施設なのでよくここまで持ったなという印象。
ただ、この案件リスクが多分にあことが調べてみるとわかります。
特定目的会社名でくぐると2回にわたって権利が売却されていたことがわかります。
理由は出力制御がなされ、年間のトータル売電額が下がるためと理由付けされています。
宮城県を統括する東北電力は500kw以上の発電施設は無制限で出力制限がかかってしまうので、年間売電収入がどの程度低下するか判断できな為売却したようですね。
売却元が太陽光発電所の開発・売却、売電が柱の上場企業ですから、理にかなっているとも言えなくはない。
売却した上場企業は今後、太陽光電池モジュールや周辺機器等の商材の供給し、その子会社も発電所の保守・運営・管理をするとIR情報で発表されています。
ただ、出資比率をみてみると半数がまだ別会社であるので、共同建設で事業を行おうとしているようです。
今回のファンド資金用途は太陽光発電所にかかる権利・土地の取得資金です。
売却を繰り返している節があるので、元の権利から相当値が吊り上がっている可能性があります。
どんだけ事業することに対して後ろめたさがあるんでしょうか?
別の見方から検証してみましょう。
元々、スポーツレジャー施設ですので、整地はほぼ手入れしなくても必要最小限で済みます。
一番の懸念事項は近くに送電線の鉄塔が走っていないことでしょうか?
国土地理院の地図には送電線が走っている地図記号で確認が取れます。
メガワットもの電力を送電線に流すには自前で鉄塔を立て、電線を通す必要があるのでなかなか事業が進まなかったのではないでしょうか?
そんな巨大事業、絶対に事業ができるとは言い難いので金融機関はお金を貸さなかった、融資しづらい案件であったのではないか?
まとめ
ココに注意
複数回権利が転売されている。
近くに鉄塔がなく接続契約が難しい。
整地済みである土地
現時点ではリスクが多分にある為、銀行等の金融機関の融資しづらい太陽光発電事業であること。
しかし、32kw/円の売電価格で電気を売れる運転開始期限が2020年9月までですので、事業者は是が非でも建設するはずです。
その為クラウドバンク側にこの話を持ってきたのではないでしょうか。
銀行等のリファイナンスを持って返済原資としている事から太陽光発電事業は一気に進むと思っていいでしょう。
リスクは多分にありますが、こういう掘り出し物物件を探し出しファンド化するクラウドバンクの100%元本回収率の高さを信じで償還金+分配金=41000円この案件に投資を実行しました。