みんなのクレジットに続き、ついにラッキーバンクもテレビで投資家をないがしろにした債権譲渡、元本毀損が発生、投資家が東京地裁に民事提訴した事件を報道しました。
2019年1月21日 テレビ東京、ゆうがたサテライト16時54分 ~17時20分枠内での放送でした。
2018年5月にすっからかんの助さんが被害者の会を結成、参加した投資家45人だと思われます。
このニュースは自分も関係あるので非常に気になるところです。
で、このニュースの見どころは・・・。
テレビ出演した被害者の人は8500万円投資
テレビ出演したこの人、加藤さん(仮名)はなんと、約5947万円、妻、約2650万円もラッキーバンクに投資してしまっていました。
私も被害者なので、なんともいたたまれない可哀そうで仕方がないのですが、なぜラッキーバンクになぜ一点投資してしまったのか?
なぜ分散投資を心掛けなかったのか?
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ソーシャルレンディングは高金利4%~13%もの銀行預金と比べ物にならない金利を我々に提供している素晴らしい金融商品です。
しかしながら、金融商品=投資であるので、損してしまう可能性が少しながらあります。
そのリスクを少しでも減らすための一つとして分散投資は必要不可欠です。
その事を頭に入れてなかったのかもしれません。。
しかしながら、2017年当時のソーシャルレンディングは、投資のど素人でも、プロでも、誰がどんな形でも、投資しちゃえば高い金利を得られるという安全神話に満ち満ちていた時期でもありました。
どんなソーシャルレンディング会社に投資しても、高い利息、金利が得られるのだから、そりゃ有頂天になっちゃう心理もわかります。
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私も被害者の一人ですから・・・。
しかし、問題発覚後、ラッキーバンクの金融庁の行政処分以後、業界は反転、信用と安全に満ちていたソーシャルレンディングの危険性が一気にあらわになってきましたが、匿名組合契約の為、投資した資金を引き揚げられない流動性の悪さと、事業者リスクの重要性を再認識させられてしまいました。
こういう投資詐欺にあわないために、事業者の選定と金融商品の知識を得る重要性はどんな投資でも重要です。
しかし、ながらこれだけは言えます。
悪いのはラッキーバンクであって、投資家ではありません。
投資家は投資した企業を応援し、信頼したからこそ投資しているのであるのですから、それを裏切る会社や社長には不幸のどん底に追いやってしまいましょう!
この方、老後資金の大半を失う損を出していますが、命は取られてはいません。
今が一番苦しい時です。
命があるだけマシです。
死んじゃったら、全ておしまいですからね。
生きていれば、その後の人生で、楽しいこと、うれしいこと、必ずやってきます。
悲しいこと、悔しいことあるかもしれませんが、こういう経験人生で2度体験することはほぼないので、いい経験だと思って人生を歩んでもらいたいものです。
失ったお金は大きいですが、お金は時間を掛ければ取戻せます。
給料や他の投資、副業と色々がんばってもらいたいものです。
ゴルァ━Fuck凸(゚Д゚メ)you━!!!!!
ラッキーバンクT社長(田中翔平社長)の逃げ惑う姿は過去の詐欺師と同様
テレビ東京はラッキーバンクに対して半年間、8回もの取材の申し出をしていた事実を発表しています。
しかしながら、すべてこれを無視していました。
業を煮やしたテレビ東京はモザイク処理したT社長=田中翔平社長に街角突撃インタビューを敢行している映像を流しました。
後で時間を取らせていただく!
消えた34億円はどこのいったのかという問いに、どこにというと・・・と速足でビル内に逃げ込むラッキーバンク社長。
不正を行う悪徳詐欺師と一緒の言動と行動ですよね。
匿名組合契約の盲点を突いた説明拒否です。
もうね、唖然とするしかありません。
1990年生まれという田中翔平社長
29歳という若さで詐欺師になった今後の彼はどういう人生になるんでしょうかね
刑事事件で立件し逮捕となれば、詐欺罪では10年以下の懲役、業務上横領では10年以下の懲役、背任罪では5年以下の懲役または50万円以下の罰金となっているので、是非とも彼には刑務所に服役してほしいと切に願います。
民事提訴した鈴木英司弁護士
提訴した弁護士は鈴木 英司氏です
冒頭でも述べたように2018年5月に発起人のすっからかんの助さんが被害者の会を結成し手を差し伸べた弁護士さんです。
東京フィールド法律事務所に所属し、ブログ弁護士の良心を行っています。
みんなのクレジットとグリーンインフラレンディング、マネオも取り扱っています。
また、YJFX 追証裁判でも活躍なさった方です。
私も被害者の一人ですが、少額での被害33万円弱ですが、弁護士費用と被害額、そして返還されても採算が合わない関係から参加を見送りました。
多分、すでにお金は隠蔽し隠匿している可能性もあります。
例えば社員や社長自らの給料やボーナスなどといった債権に化けてなくなっている可能性が大きいので、返還請求しても戻ってくる可能性はないに等しいでしょう。
であるからには、破産手続き→刑事で立件としてのステップアップで順次行っていくことが予想されます。
今後のみんなのクレジット同様、ラッキーバンクの今後もどういう形で決着していくのか見守って行く事にします。