エクセルファイルを開こうとすると、画面が一瞬開くのですが、その後しばらくすると、閉じてしまうトラブルに見舞われてしまいました。
同様のトラブルに見舞われてしまっている方がTwitter界隈を見回してみると結構いる模様です。
Windows10で、excelのファイルが破損してるとかで、開いたと思ったら1,2秒で閉じてしまうようになってしまった…excel自体はちゃんと立ち上がるけれど、全てのexcelファイルで同じ現象なので、多分excel自体がおかしいのかな?と。一昨日のupdateからかな…困った…
— 蛍螺 (@hakanai) 2019年1月7日
いきなりパソコンのエクセルが使えなくなった(ーー;)
Windows7なんですが、症状としてはエクセルを開いてもすぐ勝手に閉じてしまう(ノД`)なぜ?
詳しい方たすけてー— MATSUI YUYA (@MatsuiMarine) 2019年1月6日
Excelデータが開けられない!
(データを開くと、カーソルが全く効かず、勝手に閉じてしまう)
どうしたら!?— 佐藤秀一(空蝉) (@utusemi_sugar) 2019年1月6日
あれ、エクセルが開いても閉じてしまうなあ。
— リュカ (@ryukafielder) 2019年1月5日
#Excel #Update #クラッシュ
新規のファイルは作成可能
既存のファイルは一瞬画面表示されるけど
すぐにクラッシュして閉じてしまう— ころりん (@kororinDX) 2019年1月2日
原因を調査してみると、どうやら2019年1月2日のWindowsのアップデートでExcel 2010 (KB4461627)のパッチが適用されてしまうとエクセルが開けなくなるトラブルが出てしまうようです。
パッチが当てられているのかの確認とアンインストール手順はWindows10を前提で解説していきます。
Excel 2010 (KB4461627)のパッチが適用されているか確認してみる。
スタート→設定→更新とセキュリティ→Windows updateの更新履歴を表示するにすると・・・。
やはり、パッチが当てられていました。
Excel 2010 (KB4461627)の更新プログラムをアンインストールする方法
適用されてしまったExcel 2010 (KB4461627)をアンインストールすれば、直るかもしれません。
step
1先ほどのWindows updateの更新履歴を表示から更新プログラムをアンインストールするをクリック
step
2右上の検索ボックスにKB4461627を入れると、該当のバッチが出てくる。
step
3KB4461627を右クリックしてアンインストール
ココに注意
無事にエクセルファイルが開ける様になった。
アンインストールした結果、やはり原因はExcel 2010 (KB4461627)でした。
どうやらこのバッチは新元号対応だそうで、私が現在使っているエクセルのバージョンは2010です。
オフィス2010からオフィス2013に無料アップデートしましたが、パソコンの不具合で仕方なく2010をインストール、2013にアップグレードしようにも無料ダウンロードが終わっているためできずじまい。
そのため仕方なく、ExcelやWordは2010を使っていました。
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マイクロソフトの公式アナウンスを見てみると、Office 2010 のエディションです。Microsoft Office 365 ホームなど、Office 2010 のクイック実行のエディションには適用されません。
とのことですので、オフィス2013以下のバージョンを使っている方が影響を受けた様です。
また、今後のWindowsの自動アップデートはこのパッチの提供は行わないので、今後この影響は受けないようですが、下記の各バージョンを見てみるとサポート期限が定めれており、オフィス2000はすでにサポート対処外。
オフィス2010は20年でサポートが切れてしまいます。
各バージョンの発売年とサポート期限
マイクロソフトOffice | 発売年 | メインストリームサポート 期限 |
延長サポート 期限 |
---|---|---|---|
Office 2013 | 2013年 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 |
Office 2010 | 2010年 | 2015年10月13日 (既に終了) |
2020年10月13日 |
Office 2007 | 2007年 | 2012年10月9日 (既に終了) |
2017年10月10日 (既に終了) |
Office 2003 | 2003年 | 2009年4月14日 (既に終了) |
2014年4月8日 (既に終了) |
Office XP | 2001年 | 2006年7月11日 (既に終了) |
2011年7月12日 (既に終了) |
Office 2000 | 1999年 | 2004年6月30日 (既に終了) |
2009年7月14日 (既に終了) |
という事は、新元号のサポートは受けられない可能性が高く、今後どのようなトラブルに見舞われるか分からない状態になる可能性の方が高くなるという事です。
次なるオフィス製品はどれにするのがいいのか?
個人で使うのであればMicrosoft Office 365 Soloが最も最有力候補に挙がってきます。
毎月または毎年ごとにお金を払って、課金制で常に最新のofficeを継続的に利用できます。
使用可能なソフトなWord、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher、Accessがインストール可能 (PublisherとAccessはWindows版でのみ利用可能)
PC(Windows, Mac)、タブレット(iPad、Android、Windows)、スマートフォン、に何台でもインストール可能
データを保存できる『OneDrive』の容量1TB利用でき、世界の毎月60分通話できるSkypeでの通話プランが携がついてくる。
2025年でサポート切れの対象になってしまいますが、一度買えばその後の費用は発生しないoffice2016も視野に入ってきますね。
Word、Excel、Outlook がインストール可能
Windows PC最大2台までインストール可能な永続ライセンス
この二つに候補が絞られますが、世界的に言って今後はMicrosoft Office 365 Soloが主流となっていく流れですので買うとしたらこちらでしょうか?