ソーシャルレンディング 資産運用

各種ニュースを分析!狼狽せず事態を静観してもいい理由|グリーンインフラレンディング国会議員細野氏政治資金貸出報道

更新日:

冷静になって見てみよう!

前回の記事で少々興奮気味に書いてしまいました。

いきなりの発表だったもので冷静さを失ってしました。

みんなのクレジットやラッキーバンクの件もあり、自分のお金がどうなるのか不安に思ってしまい、ありのままの気持ちを書いてしまいました。

m(_ _;)m

さて、時間が立って色々とすごい情報が次々と飛び出してきました。

冷静になり事のあらましを分析し、我々投資家は何をすべきかを具体的に探ってみたくまとめてみたいと思います。

maneo、グリーンインフラレンディング、親会社のJCサービスからコメント発表

maneoから

各位
2018年6月26日
maneoマーケット株式会社
一部報道について
表題の件につきまして下記の通りお知らせ致します。
「証券取引等監視委員会が金融商品取引法の疑いで調査」と一部報道がありましたが、当社が発表したものではございません。
当社が本件について回答をする立場には無いことをご理解いただきたくお願い申し上げます。
「maneo社が資金募集を行った」とする一部報道がありました。
当社グループには第二種金融商品取引業者の当社maneoマーケット株式会社と貸金業者の子会社maneo株式会社がございます。
グリーンインフラレンディングにおけるファンドの募集をmaneo株式会社が行ったという事実はございません。
今後ともお知らせすべき事項につきましては、速やかにホームページにて公表することとしております。関係各位にはご心配をお掛けいたしており誠に申し訳ございません。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

各種報道によると一部のマスコミがmaneo社が資金募集を行ったという報道が流れています。

どうやら、ソーシャルレンディングをわかっていない記者が書いた記事がネットに上がっていることに対しての反論に注視しています。

第二種金融商品取引業社とは?

信託受益権の売買、売買の媒介、募集の取扱い(媒介)など、顧客からの資金を集めて運用するような金融商品の扱いをするのに必要な資格

貸金業とは?

消費者や事業者へ融資を行う事業。

ようするに、第二種金融商品取引業者であるmaneoマーケットがファンドの募集や投資家登録の補助を行いながら、フランチャイズしているグリーンインフラレンディング上でファンドを募集、親会社のJCサービスの子会社で貸金業を持っているエスクローファイナンスが企業への貸付けを行っています。

maneoマーケットとグリーンインフラレンディグとの関係性はなんら違法性はありません。

グリーンインフラレンディング

投資家各位
2018年6月26日
maneoマーケット株式会社
ファンドの一部募集停止のお知らせ(続報2)
表題の件につきまして下記の通りお知らせ致します。

1.確認の進捗状況について
前回のお知らせ以降も引き続き確認を実施しており、現時点では募集が再開できるまでの判断には至っておりません。
2.次回のご報告
次回のご報告は6月29日(金)を予定しております。
次回予定に拘わらず、投資家の皆様にお知らせすべき事項があれば、速やかにホームページにて公表させて頂きます。
投資家の皆様には、多大なるご心配をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
以上

事の発端の当事者であるグリーンインフラレンディングからのコメントですが、この文章を読んでも何も特出すべき事柄が書いていません

発表に至るまでの資料や時期、確認が取れていないのでしょう。

JCサービス

2018年6月27日
お 客 様 各 位

株式会社JCサービス
グリーンインフラレンディングについて
弊社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド募集につきまして、以下の通りお知らせ致します。
株式会社グリーンインフラレンディングは、maneoマーケット株式会社より、募集中のファンドにおける「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して募集に先行して支出を済ませた資金に充当されており、このままファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂きました。
株式会社グリーンインフラレンディングは、「開発資金」とは、案件開発に係る開発着手から開発完了に至る一切の資金を指すものとの認識の下、ファンド募集の際の内容の表示に「開発資金」との文言を用いて参りましたが、今回のmaneoマーケット株式会社からのご指導を踏まえ、今後適切な対応を行っていきたく考えております。
ファンドに応募して頂きました投資家の皆様に対しましてはご迷惑をお掛けすることのないように致します。皆様には多大なるご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
以 上

重要な事をさらっと言ってのけているグリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービス。

募集していたファンドはすでに開発資金として貸し出されていて、新たに募集する必要がないにも関わらずに募集をしていたというのです。

ではいった何の為の募集だったのか?

開発資金としては貸出は済ませているとの発表ですので、それ以外の融資ということは想像できまが、腑に落ちませんね。

貸し出した原資はなんなのか?

自社のお金なのか?

個人資産なのか?

我々投資家からの出資金だったのならポンジスキームになってしまいます。

また、指導が入るまで募集を継続していくつもりだったのか?

非常に多くの疑問が残るところですが、追加の発表を待ったほうが良さそうです。

朝日新聞やNHKの報道等でグリーンインフラレンディングの関連会社から環境相の細野氏に政治資金を貸し出したとのニュース

天下のNHKや朝日新聞や各種報道をまとめてみると、

国内最大手の仲介業者「maneoマーケット」は、バイオマス発電などの再生可能エネルギー事業に融資するとして投資家から200億円余りの資金を集めていましたが、今月に入り、この事業への投資の募集を相次いで停止しました。
証券取引等監視委員会などが調査したところ、集めた資金の一部が投資家への事前の説明とは異なり融資先の企業から東京・港区にある子会社の証券会社に渡ったり、証券会社の当時の会長の口座に入金されたりしていたことが関係者への取材でわかりました。
監視委員会は一部の資金が不適切な形で運用されるなど金融商品取引法違反の疑いがあるとみて資金の流れなどの調査を進めています。
細野豪志元環境大臣が去年10月の衆議院選挙の直前に東京の証券会社から5000万円を借り入れ、金融当局が証券会社に報告を求めていたことが関係者への取材でわかりました。
細野氏は当初、資産報告書にこの借入金を記載せず、ことし4月の公開後に訂正していて、細野氏の事務所は「個人として借り入れたが使う必要がなくなったため返却した」と説明しています。
関係者によりますと、細野元環境大臣は去年10月22日に投票が行われた衆議院選挙の3日前、東京港区の証券会社から5000万円を借り入れたということです。
金融当局は、この証券会社の財務内容を調べる一環として細野氏への5000万円について報告を求め、証券会社は「細野氏の事務所の資金繰りのために貸し付けた」などと回答したということです。
公職選挙法は選挙運動の収入や支出を「選挙運動費用収支報告書」に記載することを義務づけていますが、この借入金は細野氏の陣営の報告書に記載されていませんでした。
また選挙の投開票日時点の個人の資産を公開する「資産報告書」にも、ことし4月2日に公開された時点では記載がなく、2日後の4月4日になって借入金を5000万円と訂正していました。
関係者によりますと、細野氏は4月9日までに全額を返却したということです。
NHKの取材に対し細野氏の事務所は「去年、政局が動く中で資金的なニーズがあったため個人として借り入れたが、使う必要がなくなったため返却した。手続き上のミスがわかったため報告書を訂正した」と説明しています。

証券会社「応援目的で貸した」
細野元環境大臣が資金を借り入れていた東京・港区の証券会社はNHKの取材に対し「環境政策に明るい細野氏を応援することを目的の1つとして5000万円を貸し付けた」と述べました。
また「毎月、利息を返済するという契約で貸し付けたが、はじめの4か月間は会社側のミスで返済を督促せず、ことし1月に4か月分の利息をまとめて支払ってもらった。
その後は毎月返済を受け、ことし4月9日に元本を含めた全額をお返しいただいた。利息の金額については細野氏の了解を得ていないので現時点で答えられない」と説明しています。
そのうえで「貸し付けたのは衆議院選挙の投票日の3日前だったので、選挙資金ではなくその後に必要な資金だったと認識している」と述べました。

上記サイトで詳しく解説されていますが、グリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスのグループ会社、JC証券が細野氏に5000万円を貸し出し、現在は利息と共に全額返したといっています。

これら報道をひっくるめてみると・・・。

証券取引等監視委員会がグリーンインフラレンディングを調査していたら、ファンドの募集時の説明と違う資金使途が判明、融資先の企業からJC証券に渡り、会長の口座に入金していた。

その調査の最中に細野氏に5000万円を貸し出した事実が露呈した。

現在は全額返している。

JC証券の去年の3月期の売上高は1000万円だったというのですから、細野氏に貸し付けるお金など無いようにも思われますが、JCサービスからJC証券に2億5000万円の増資を行ったとの報道もあるので、これが原資だとおもわれます。

この増資がみんなのクレジットのように我々投資家の出資したお金だとすると大問題です。

そもそも、maneoマーケットはファンドを募集するとき必ず調査、審査、監査すると思いますが、融資を実行し、貸し出した企業の先の先までお金の流れを把握し、本当に貸し出されている事実があったのかどうか、資金使途が的確なのか確認していなかったのだろうと思われます。

maneoとしては不意を付かれた格好、こういう事になるとは夢にも思っていなかったのではないでしょうか?

JCサービスは実際にバイオマス発電を行っているという事実!

JCサービスはタイとバイオマス発電で実際に契約している事実があります。

このことから、直ちに事業が立ち行かなくなって倒産、事業失敗による債務不履行、デフォルトの危機にはならないだろうと思います。

分配金や償還金が一部滞る可能性は無きにしもあらずですが、悲観することはないとおもいます。

我々が一番思うのは、毀損ない元本の償還なのですから、グリーンインフラレンディングには頑張ってもらわなくてはならないのですから・・・。

管理人
実際にタイでバイオマスやってるから大丈夫かもね
そうだにゃ、悲観することなく冷静に今後の成り行きを見守ろうにゃ!!
物知りねこさん

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