かなり遅めのSBIソーシャルレンディング2018年度の運用実績を公開します。
2018年は各ソシャレンで遅延、債権譲渡で投資家の元本が大いに棄損した年です。
その中で私はSBIソーシャルレンディングに少額投資していた中身がどのような推移を辿っていったのか実情をお話しします。
SBIソーシャルレンディング2018年度の運用実績
2018年 | SBIソーシャルレンディング | ||||
運用資金 | 償還金 | 分配金 | 源泉微収税 | 収益(税引後) | |
1月 | ¥50,000 | ¥0 | ¥335 | ¥68 | ¥267 |
2月 | ¥50,000 | ¥0 | ¥258 | ¥52 | ¥206 |
3月 | ¥50,000 | ¥39,179 | ¥264 | ¥53 | ¥211 |
4月 | ¥60,821 | ¥0 | ¥69 | ¥14 | ¥55 |
5月 | ¥60,821 | ¥0 | ¥366 | ¥74 | ¥292 |
6月 | ¥60,821 | ¥0 | ¥349 | ¥70 | ¥279 |
7月 | ¥60,821 | ¥0 | ¥372 | ¥75 | ¥297 |
8月 | ¥60,821 | ¥0 | ¥338 | ¥68 | ¥270 |
9月 | ¥60,821 | ¥0 | ¥361 | ¥73 | ¥288 |
10月 | ¥60,821 | ¥50,000 | ¥335 | ¥68 | ¥267 |
11月 | ¥10,820 | ¥10,820 | ¥62 | ¥12 | ¥50 |
12月 | ¥0 | ¥0 | ¥0 | ¥0 | ¥0 |
合計 | ¥99,999 | ¥3,109 | ¥627 | ¥2,482 |
- 2017年10月に5万円を投資したSBISLメガソーラーブリッジローンファンド7号が3月になり元本の一部39179円が償還。
- と同時にSBISLバイオマスブリッジローンファンド3号に5万円を追加再投資。
- 2018年10月、SBISLバイオマスブリッジローンファンド3号が5万円償還。
- 2018年11月、残りのSBISLメガソーラーブリッジローンファンド7号の元本、10820円が償還。
2018年度の1年間で得た分配金合計は3109円。利回りが5.89%になりました。
2018年、SBIソーシャルレンディングで起きた遅延、貸倒れ経緯
私はこの案件には投資していませんでしたが2018年7月に「不動産バイヤーズローン16号~22号」で延滞発生しています。
16号,17号,18号,21号は、投資額を上回る償還
19号,20号は12%程度の元本割れでの償還
この案件は担保評価額(LTV)が75%ほどあるのにも関わらずに元本毀損してしまっています。
貸付先が税金を滞納していたので、国税庁が先に担保を差し押さえれてしまった為、担保権を実行することができなくなってしまったようです。
調べてみると、貸付先は株式会社トウキョウ運河、その代表がかぼちゃの馬車の件のスマートデイズの代表と同一人物だったようです。
まさしく、SBIソーシャルレンディングは罠に嵌められてしまったようです。
これに懲りて審査内容の厳格化とともにモニタリングの強化をさらに推し進めるようです。
まぁ、なんにしてもかぼちゃの馬車で相当な額を元本毀損をしてしまった人たちから比較すると、SBIソーシャルレンディングの行った元本回収能力は素晴らしいの一言です。
この一連の遅延騒動でますますSBIソーシャルレンディングの信用度、評価はウナギのぼりになる事請け合いです。
2019年の投資方針
SBIソーシャルレンディングの評価、信頼度はマックスです。
その為、ファンドが募集すると同時に瞬く間に売り切れてしまう事が非常に多い為、仕事の関係からクリック合戦参加できずに今までに至っています。
また、2018年は各ソシャレン事業者があいつで遅延、債権譲渡され、信頼が地に落ちた状態が続いてしまっていた為、様子見する為に積極的に投資をするのにためらっていました状況でもありますし、クリック合戦に無理に参加する意味もないと思い、消極的になっていました。
しかしここへ来て、貸付先の情報公開がOKになった事でSBIソーシャルレンディングがどのような案件が組成されるか、それを待ってから投資を再開するつもりです。
o(*>ω<*)o
高利回りに惑わされないように。
投資である以上、銀行預金と違い元本の保証がありません。
だからこそリスクとリターンを常に考えて行動しましょう。
また、ソーシャルレンディングは数ある投資商品の中では、まだ出来上がって間もない、赤ちゃんみたいな存在です。
そんな中でソーシャルレンディングにおける勉強を常にし続ける体制を構築しなけらばなりません。
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おすすめソーシャルレンディング会社は限られている。
出来上がって間もない新しい投資のなかで、損を出さずに10年、20年、30年と長い間、我々の資産運用のお手伝いができるソーシャルレンディング会社は意外に少ないのが現状です。
私も実際に利用して、これは絶対おすすめだといえる会社を紹介します。
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SBIソーシャルレンディング
SBISBIグループ(SBI証券や住信SBIネット銀行)が提供する高い信用力と実績。 過去に融資審査の盲点を突かれ貸倒れが発生! この経験を元に融資審査の更なる厳格化を図ると表明 |
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OwnersBook
上場企業の総合不動産のプロ集団の目利き力はさすが! 親会社のロードスターキャピタルの売上はすごいものがあるし、利回りが4.0%からと若干低いが、リスク低減の試みが細部にわたって組み込まれている。 |
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クラウドバンク
数少ない証券会社が運営している。 2度の行政処分が行われたが健全化が進み、これまで貸倒れ件数0件はすごい! 最近は再生可能エネルギーに特化してしまった感が否めないが、少なからず中小企業支援やドル建てファンドも組成している。 |
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Funds
ソーシャルレンディングのニュースサイトであったクラウドポートが運営。 貸付先がわかる革新的で先進的なスキームを採用。 貸付先は上場企業や先駆的で注目の的のベンチャー企業にしか融資を実行しないと公言され、貸付先が倒産でもしない限りは高い安全性が担保されている。 |
クラウドクレジット
出資企業が伊藤忠、第一生命保、三菱UFJ、LINE、ソニー、SBIと信頼性がピカイチ。 成長著しい新興国に投資をする為、10%以上の高い利回りが狙える。 ただし、為替リスクが発生したり、新興国ゆえんのリスクに晒される可能性もある。 クラウドクレジット内での分散投資は必須。 |
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CREAL
運営会社の株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは、不動産ファンド運営事業の受託資産残高は約300億円(2018年10月末時点)を誇る資産運用会社の確かなプロ集団が手掛けるファンド 優先劣後方式なので不動産市場が下落した場合、1割程度はCREALが負担し、出資元本のリスク低減を図っている。 投資対象物件が住所地や金額まで丸わかり。 |